このページの本文へ

日本HP、DLP方式採用で重量1.1kgのモバイルプロジェクターを発表──価格を抑えた直販専用モデルも用意

2005年08月24日 11時55分更新

文● 編集部 小林久

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)は24日、DLP方式を採用し、重量1.1kgと軽量なモバイルプロジェクター2製品を発表した。

mp2225 mp2210
HP Digital Projector mp2225(左)とmp2210(右)。mp2210はオンラインのみで販売する

5色カラーホイールを採用した『HP Digital Projector mp2225』とオンライン販売専用モデルの『HP Digital Projector mp2210』で、ともに米国で2002年9月(国内では2003年1月)に発表された『hp digital projector sb21』の後継に当たる製品。DMDの画素数が1024×768ドット(XGA、従来は800×600ドット)に向上したほか、輝度とコントラスト比がそれぞれ、従来の1000ルーメンから1500ルーメン(mp2210)/1400ルーメン(mp2225)。1800:1から2000:1(mp2210)/2200:1(mp2225)に改善されている。

価格はオープンプライス。“HP Direct Plus”での直販価格はmp2225が17万6400円。mp2210が16万5900円(※1)。本日より順次出荷する。

※1 mp2210は10月26日まで約1万円安いキャンペーン価格(15万5400円)で購入できる。



5色カラーホイールで色再現性を重視したmp2225、安価に購入できるmp2210

mp2225とmp2210
mp2225とmp2210の外観は色の違いを除くと同様。曲線を重視した外観になっている

今回発表された2製品はほぼA5サイズの本体(幅208×奥行き168×高さ67cm)で、重量1.1kgと軽量なDLPプロジェクターで、外出先でプレゼンテーションを多く行なう営業マンや、小人数でもプロジェクターを使って会議する企業を主なターゲットにしている。日本HPでは「2kg以下のプロジェクターの市場は2002年から2006年までの4年間で4.6倍に成長する見込みで、特に日本市場では大事なセグメントと考えている」という。

日本HPは前方投影型プロジェクターにDLP方式を採用している。国内ではセイコーエプソン(株)など液晶方式を採用したプロジェクターのシェアが高く、DLPのシェアは4割程度と低いが、液晶方式と比較して本体の小型化が容易であるほか、輝度やコントラスト比に優れ、大画面でもスクリーンドア(画素間に現われる網状の扉)が目立ちにくい点などを積極的にアピールしたい考えだ。画質の差は本機のように低価格帯の製品で特に顕著となる。

2製品のうち量販店でも購入できるmp2225は、5つ(赤青緑黄白)のセグメントに分割されたカラーホイールを採用。本体に1Wのモノラルスピーカーを内蔵し、自動の台形補正(縦)機能を持つこと、保証期間が3年になる点などがmp2210との差別化ポイント。輝度は2210より若干低い値となっているが、これはカラーホイールのセグメント数が多いため。

直販専用モデルのmp2210は4セグメントのカラーホイールを採用。台形補正は手動で、保証も1年となるが、mp2210より若干安価に購入できる(10月まで実施されるキャンペーンを考慮すると、価格差は税抜き2万円)。約20秒でシャットダウンする“スピードシャットダウン”や、本体とパソコンをUSBケーブルで接続することで付属リモコンを使ったマウス操作も行なえる点は、mp2225とmp2210の共通した特徴となる。



操作部分 端子部
操作部分。十字キーを基本にしたシンプルなもの背面。VGAケーブルを直接差せるのはこのサイズの製品では珍しいという
リモコン 付属品
リモコン。マウスのマークのついたキーでカーソル移動もできる付属品。携帯用のソフトケースも付属する

基本仕様は共通で、背面には映像入力端子としてVGA端子(ミニD-Sub15ピン)/Sビデオ/コンポジット(NTSC、PAL、SECAM)ビデオのケーブルの3種類を装備。付属の変換ケーブルを介してHDTV信号(D1~D4:480p/480i/720p/1080i)の入力も可能。対応解像度はVGA(640×480ドット)~UXGA(1600×1280ドット)で、XGAより低い解像度では等倍か拡大(スケーリング処理)が選べ、XGAより高い解像度ではXGAに解像度を落として表示される。光源は156WのUHPランプ。投影レンズは光学1.15倍ズームレンズ(フォーカスは手動)で、投影可能な範囲は1.5~10m(画面サイズは31~246インチ)。稼動音は通常使用時が37dB。ランプが75%の明るさになるランプセーブモード時で35dB。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン