エスケイネット(株)は2日、ノートパソコン向けのPCカード型TVキャプチャーカードの新製品として、ソフトウェアエンコードタイプの『MonsterTV Pocket V』と、MPEG-2ハードウェアエンコードタイプの『MonsterVR Mobile V』の2機種を6日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『MonsterTV Pocket V』が1万1000円前後、『MonsterVR Mobile V』が1万6000円前後。
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| 『MonsterTV Pocket V』 | 『MonsterVR Mobile V』 |
『MonsterTV Pocket V(モンスターティーブイ ポケット ブイ)』(SK-MTVP5)は、従来製品のCardBus対応PCカード『MonsterTV Pocket』と同等の機能のPCカード(Type II)に、専用リモコン、録画したファイルをMPEG-1/-2やXVDなどに変換できる動画編集ソフト『movieFOLiO』、DVD-Video作成ソフト『DVD Expert』、DVD-VRフォーマット専用編集/書き込みソフト『DVD-VR』などを同梱した製品。TVチューナーにステレオ/音声多重放送対応のアルプス電気(株)製を採用し小型化を図ったほか、プログレッシブフィルター機能(DSCaler)を搭載したのが特徴。ビデオ入力はS-Video(ミニDIN)とコンポジット(RCA)に対応する。キャプチャーは、動画が最大720×480ドット(MPEG-2、最大9.5Mbps)、静止画が最大800×600ドット(JPEG/BMP)。本体サイズは幅125×奥行き54×高さ13mm、重量は約64g。対応機種はPentium III-800MHz以上(録画時は同-1GHz以上)、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機。リモコンの利用にはUSBポートが必要。対応OSはWindows XP/2000 Professional。
『MonsterVR Mobile V(モンスターブイアール モバイル ブイ)』(SK-MVRM5)は、DVDレコーダーで利用されている松下電器産業(株)製のMPEGエンコーダーチップ『MN85572』を搭載したハードウェアエンコードタイプのTVキャプチャーカードで、本体サイズを幅54×奥行き85.6×高さ5.0mm、重量を38gに小型軽量化したのが特徴。プログレッシブフィルター機能も搭載する。キャプチャーは、動画が最大720×480ドット(MPEG-1/-2)、静止画が最大800×600ドット(JPEG/BMP)。ビデオ入力はS-Video(ミニDIN)とコンポジット(RCA)に対応する。アプリケーションソフトのスケジュールマネージャー機能を利用して、パソコンの休止状態から自動起動して録画を行ない、録画が完了したらシャットダウンする“留守録機能”も利用できる。対応機種はPentium III/Celeron/Pentium 4/Pentium M(Centrino)-1GHz以上またはAthlon XP-M-1GHz以上、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機。リモコンの利用にはUSBポートが必要。対応OSはWindows XP/2000 Professional。付属するアプリケーションは『MonsterTV Pocket V』と同じ。
