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プロサイド、EDA向けエンジニアリングワークステーション“AEW216”を発売

2005年07月12日 23時59分更新

文● 編集部

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プロサイド(株)は11日、EDA向けのエンジニアリングワークステーション“AEW216”シリーズの販売を開始すると発表した。デスクトップ&ラックコンパチブル型の『AEW216C4』と1Uラックタイプの『AEW216R1-SC』をラインアップする。出荷開始は7月下旬の予定。

『AEW216C4』 『AEW216R1-SC』
『AEW216C4』『AEW216R1-SC』

“AEW216”は、半導体設計などの“EDA(Electronic Design Automation)”分野や、機械系CAD“MCAD(Mechanical Computer Aided Design)”分野などをターゲットにしたエンジニアリングワークステーション。『AEW216C4』は、タワー型としてだけでなく4Uサイズのラックマウント型としても利用できるのが特徴。チップセットにAMD-8132と 米エヌビディア社のnForce Professional 2200を採用しており、デュアルコアOpteronを最大2個搭載できる。メモリーは最大64GB(デュアルチャネル/レジスタード/ECC対応)、HDDはシリアルATA/Ultra320 SCSI/IDEに対応(各2ポート)。グラフィックスチップはカナダのATIテクノロジーズ社のRage XL(8MB)を搭載し、インターフェースは、USB 2.0×4(前面2、背面2)、10/100/1000BASE-T×2、シリアル、PS/2×2などを装備し、拡張スロットはPCI-X(64bit/133MHz)×2、PCI Express x8を搭載する。拡張ベイは5.25インチ×2、3.5インチ(内部)×2、薄型×1を用意する。本体サイズは幅176×奥行き450×高さ435mm(タワー型設置時)。冷却ファンは、回転数を自動制御することで動作音を低減したという。

『AEW216R1-SC』は1Uサイズのラックマウント型で、プロセッサーは2個、メモリーは64GB、HDDはUltra320 SCSI対応のみで、最大4台を搭載できる。拡張スロットはPCI-X(64bit/133MHz)×1。インターフェースは、10/100/1000BASE-T、USB 2.0×3(前面1、背面2)、シリアル、PS/2×2などを装備する。本体サイズは幅430かける奥行き660×高さ44mm、重量は約15kg。今後、リモート監視機能も搭載する予定という。

両機種ともOSには、64bit対応のRed Hat Enterprise LinuxやSUSE LINUX Enterprise Serverを利用できる。

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