(株)ライブドアは15日、月額525円(初期契約料金1050円、ISP料金含む)で利用できる定額制の公衆無線LANサービス“D-Cubic”(ディーキュービック)を10月1日に開始すると発表した(関連記事)。
![]() |
---|
ライブドア代表取締役社長の堀江 貴文氏 |
D-Cubicは、利用可能なエリアの広さが特徴。一般的な公衆無線LANサービスでは飲食店やホテルのロビーなど限られた場所での利用しかできないが、無線LANアクセスポイントを電柱などに設置することで、屋外の広い範囲から無線LAN接続が可能になっている。接続方式にはIEEE 802.11g/bを採用し、最大54Mbpsでの接続が可能。また、D-Cubicサービスに契約していないユーザーに対しても無線LANサービスを一部開放する予定で“livedoor.com”内に置かれたニュース、気象情報、地図情報などのコンテンツを無償で閲覧できるという。
正式サービスに先立ち、まずは7月下旬から港区と新宿区の一部エリアで無償試験サービスを開始する予定。10月1日の正式サービス開始時には都内2200ヵ所にアクセスポイントを設置し、山手線圏内の80%で無線LAN接続できるようにする。提供エリアは2006年3月までに東京23区内6200ヵ所、2006年12月までには1都8県6万ヵ所に順次拡大していく予定。
