PCI Express x16スロットを2本搭載し“nVIDIA SLI”も可能なシングルSocket 940マザーボード「NFPIK8AA-8EKRS」がFoxconnから登場した。販売しているのはUSER'S SIDE本店で、価格は3万4440円だ。
PCI Express x16スロットを2本搭載し“nVIDIA SLI”も可能なシングルSocket 940マザーボード「NFPIK8AA-8EKRS」 |
チップセットは“nForce Professional 2200”+“nForce Professional 2050”を採用。RAID対応のSerial ATA IIが8ポートも装備される |
この製品は、チップセットに“nForce Professional 2200”+“nForce Professional 2050”を採用するSocket 940マザーボード。よって、x16の帯域幅をもつPCI Express x16スロットを2本搭載することが可能となり、“nVIDIA SLI”も使用できるというもの。もちろん、製品にはSLI用ブラケットも付属している。似たような仕様を持つ製品としては、3月にTyan製「Thunder K8WE」が発売されているが、こちらはデュアルSocket 940マザーだった。今回の「NFPIK8AA-8EKRS」では、Athlon64 FXもしくはOpteronでも比較的投資を抑えられるのがウリといえる。
製品にはSLI用ブラケットやビデオカーを固定するステイも付属 | スペック的には申し分ないほど多機能だ | |
デュアルギガビットイーサネットに8チャンネルサウンド、IEEE1394a/bなどを搭載。コアキシャル/オプティカルの両方を装備する | x16の帯域幅をもつPCI Express x16スロットを2本搭載する |
拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x4×1、PCI Express x1×2、PCI×1、DDR DIMM×4(Registered対応DDR400を最大8GBまで)という構成。オンボードインターフェイスも豊富に用意されており、デュアルギガビットイーサネットに8チャンネルサウンド、IEEE1394a/b、RAID対応のSerial ATA IIが8ポートなどが装備される。どうしてもSLI環境を実現するにはビデオカードへの投資がかさんでしまうが、このマザーならばシングルSocket 940のため、コストも抑えられそう。その分、使用するCPUやビデオカードのグレードアップに回すことも可能だろう。
なお余談だが、今週代理店のユニスターがFoxconnの正式取り扱いを発表している(上記で紹介した製品は並行輸入品)。日本市場ではあまり見かけることの少なかったFoxconnも、今後はアキバで見かける機会が増えるかもしれない。
ケーブル類はもちろんブラケットがかなり豊富。全部付けたらケース側のブラケットが足りなくなりそうなほど | パッケージは本物の金属パネルをあしらった、なかなか気合の入ったもの |