ソニーマーケティング(株)は19日、130万画素デジタルカメラを搭載し、写真の同時記録が行なえるICレコーダー“ビジュアルICレコーダー”として『ICD-CX50』を5月21日に発売すると発表した。価格はオープン。市場推定価格は4万2000円前後。
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カバーを閉じたところ | 手持ちのイメージ | |
『ICD-CX50』 |
『ICD-CX50』は、256MBのメモリーを搭載したステレオICレコーダーに、レンズ部が回転式の有効130万画素CCDデジタルカメラ機能と1.2インチ液晶ディスプレーを搭載することで、音声と静止画の同時記録に対応したのが特徴。音声記録時間は、ステレオ標準(ST)モードで約11時間30分、ステレオ長時間(STLP)モードで22時間5分、モノラル標準(SP)モードで35時間、モノラル長時間(LP)モードで93時間30分。音声圧縮技術には独自の“LPEC(エルペック)ステレオ”を採用している。静止画記録枚数(JPEG)は、1280×960画素(Quad VGA)で1341枚、640×480画素(VGA)で4094枚。LPモードとVGAの組み合わせでは、約11時間の音声と約2000枚の静止画を記録できる。撮影機能ではデジタル4倍ズームが行なえる。
録音しながら写真撮影が行なえるほか、撮影した画像に後から音声でコメントを付けることも可能。音声と静止画の連携機能として、画像から音声ファイルの検索を行なえるようにする“ピクチャーブックマーク”機能を搭載している。ピクチャーブックマークは一覧表示して選択することができる。音声再生時にスライドショーを行なったり、フルスクリーン表示したといったことも可能。
インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)に対応。本体サイズは幅45.8×高さ101.2×23.5mm、重量は約99g。電源は充電式リチウムイオン電池または付属のACアダプター(DC6.0V)を利用する。ステレオイヤーレシーバー、USBケーブル、キャリングポーチが付属する。
アプリケーションとして専用ソフト『Visual and Voice Editor(ビジュアル アンド ボイス エディター)』が付属しており、データ転送やファイル管理、ファイルの分割/結合、大きな音の再生レベルを保ったまま小さな音だけを大きく再生する“デジタルボイスアップ”、DPC(デジタルピッチコントロール:-50~+200%)、CD録音などの機能を搭載している。音声認識ソフトは(株)アスキーソリューションズの『ドラゴンスピーチ・セレクト』(Ver.4.05/5.0/6.0/7.0)に対応している。
