フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)は18日、外国系半導体メーカーとして初めて、愛知県安城市に“名古屋品質・テストセンター”を10日に開所したと発表した。
これは、自動車向け半導体でワールドワイドでのマーケットシェアがトップ(米民間調査会社調べ)の米フリースケール・セミコンダクタ社が、日本の自動車メーカー向けのビジネスを拡大するため開設したもので、高度に電子化する自動車市場の厳しい品質要求に対応するための重要拠点に位置付けているという。
名古屋品質・テストセンターには各種テスターや特性評価機器が用意され、緊急時には短時間でテスト/解析/評価などが行なえる体制が整っており、そこで得られたテストデータや解析結果は、フリースケールの品質サポートグループにフィードバックされ、品質の向上に利用される。
“名古屋品質・テストセンター”の所長は佐藤信夫氏で、場所は豊通物流(株)の敷地内となる愛知県安城市尾崎町大縄1-3。