(株)マーズフラッグは8日、検索結果をページの縮小画像で表示する検索エンジン“一目瞭然検索エンジン”として“MARSFLAG(マーズフラッグ)”のサービスを9日に開始すると発表した。
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“MARSFLAG”(イメージ画像) |
“MARSFLAG”は、独自に開発した“画像収集クローラー”“人工知能型 検索アルゴリズム(表示順位プログラム)”“有害サイト認証システム”の3つの技術を採用し、検索結果をウェブページの縮小イメージでタイリング表示するのが特徴。トップページだけでなく、検索ワードと連動した階層のページも表示できる。検索対象のイメージ画像は、パソコンの画面サイズに合わせて最適なサイズ/配列で表示され、画像サイズは3種類(大/中/小)を選択可能。
検索結果の順位には、同社が2001年から提供しているオンラインブックマークサービス“MARK AGENT”の利用動向を、人工知能(AI)により“人気度”に一部反映させたほか、SEO(サーチエンジンオプティマイズ)の影響も受けにくくしたという。有害と思われるサイトを検索結果から排除するセーフティー機能も装備しており、セックス/ヌード/暴力/言葉・表現/カルト・オカルトなどの有害と判断したサイトを検索結果から排除できるとしている。
同社では、“MARSFLAG”を、幅広い年齢層が安心して利用できるブロードバンド時代にふさわしい次世代型検索エンジンとして提案し、早期に1000万人の利用者の獲得を目指すとしている。また、検索連動型広告モデルや、ECサイトとの連動、マーケティング情報の提供サービスを本格的に導入するとともに、国産の検索エンジンとして海外市場も視野に入れた展開を考えているとしている。なお、同社は(株)プロトコーポレーション(株)のグループ会社。
