先週、TDP25Wの低消費電力版「Mobile Sempron-2600+」が登場したばかりの秋葉原に、今度はTDP62Wの通常版「Mobile Sempron」が登場した。ラインナップは2600+/2800+/3000+の3モデルだ。
先週に続き今週も「Mobile Sempron」が登場。2600+/2800+/3000+の3モデルが販売中だ |
「Mobile Sempron-3000+」。TDPの数値以外に低消費電力版との違いはないようだ |
先週こちらでも紹介したように、「Mobile Sempron」は通常版と低消費電力版の2種類が用意されている。先週発売されたのは後者の低消費電力版にあたる製品で、今回は62W版の通常モデルということになる。基本的な仕様は変わらず、Socket 754対応。プロセスルールは90nmで、省電力機構である“PowerNow!”もサポートしている。
実クロックおよび2次キャッシュ容量は、それぞれ「Mobile Sempron-2600+」が1.6GHz/128KB、「Mobile Sempron-2800+」が1.6GHz/256KB、「Mobile Sempron-3000+」が1.8GHz/128KB。2600+と2800+はクロックが同じで2次キャッシュ容量が異なるだけのなで注意が必要だ。今回入荷を確認したのは高速電脳。価格は「Mobile Sempron-2600+」が1万800円、「Mobile Sempron-2800+」が1万3800円、「Mobile Sempron-3000+」が1万4800円となり、いずれもバルク版となっている。