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米シマンテックと米ベリタスソフトウェアが合併

2004年12月17日 23時24分更新

文● 編集部

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米シマンテック社と米ベリタスソフトウェア社は現地時間の16日、全株式交換による合併で最終的に合意したと発表した。15日現在の米シマンテックの株式市場終値は27.38ドル(約2860円)で、取引額は約135億ドル(約1兆4114億円)となる。

米シマンテック(Symantec Corp.)はセキュリティーソフト大手で、米ベリタスソフトウェア(VERITAS Software Corp.)はストレージソフト大手。合併により、企業の重要な資産である情報を安全に管理するための効果的な手段を提供できるようになり、個人から大企業やサービスプロバイダーまで、デスクトップパソコンからデータセンターまで、あらゆるプラットフォームに対応したセキュリティーと可用性を提供できるとしている。

株式の固定交換率は、ベリタスソフトウェアの発行済み普通株の1株あたり、シマンテックの普通株1.1242株で、取引完了後はシマンテックの株主が約60%、ベリタスソフトウェアの株主が約40%を所有することになる。合併後の社名は米シマンテックで、現シマンテック会長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・W・トンプソン(John W. Thompson)氏が役職を継続し、ベリタスソフトウェアの会長兼社長兼CEOのゲイリー・L・ブルーム(Gary L. Bloom)氏は副会長兼社長に就任する。

合併後の2006会計年度(2005年4月~2006年3月)の売上高の予測は約50億ドル(約5223億円)で、75%が法人向け事業、25%が個人向け事業となる見込み。

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