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富士ゼロックスプリンティングシステムズ、A3カラーレーザープリンター『DocuPrint C3540』など4製品を発売

2004年12月13日 20時28分更新

文● 編集部

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富士ゼロックスプリンティングシステムズ(株)は13日、カラーレーザープリンター“DocuPrint(ドキュプリント)”シリーズの新製品として、A3対応でA4毎分35枚の『DocuPrint C3540』、毎分31枚の『DocuPrint C3140』、毎分24枚の『DocuPrint C2424』、A4対応で毎分5枚の『DocuPrint C525 A』の4製品を発売すると発表した。価格と出荷開始時期は、『DocuPrint C3540』が54万8000円(税別)で2005年2月21日、『DocuPrint C3140』が44万8000円(税別)で2月21日、『DocuPrint C2424』が29万8000円(税別)で1月18日、『DocuPrint C525 A』が9万9800円(税別)で1月18日。

『DocuPrint C3540』 『DocuPrint C3140』
『DocuPrint C3540』『DocuPrint C3140』

『DocuPrint C3540』は、最大でA4カラーを毎分35枚、モノクロを毎分45枚印刷できるA3対応の高速モデル。中間転写体やベルト式定着技術“Free Belt Nip Fuser”を搭載した新タンデムレーザーエンジンと、PowerPC G3-600MHzを搭載することで処理を高速化したのが特徴。トナーには、乳化重合凝集法により形状を均一化した“EA-HG(Emulsion Aggregation-High Grade)”を採用し、1200×1200dpiの高精細プリントや、600dpiで各色256階調(1670万色)の色再現に対応したという。標準の色空間にはsRGBを採用し、文書の種類や用途に応じて最適色再現を行なう独自開発の色補正技術“3D-ACM”や、デジタルカメラで撮影した画像を自動補正する技術“NIE”も搭載している。給紙枚数は標準で660枚、排紙は400枚。オプションで給紙を3480枚、排紙を2200枚まで拡張できる。用紙は、坪量220g/m2までの厚紙や、305×1200mmの長尺用紙にも対応している。

セキュリティー機能として、パソコンからプリンターまでの印刷データや増設HDD(オプション)内の蓄積データの暗号化、プリンターの搬出や廃棄時前のHDD内残存データの一括消去に対応しているほか、普通紙にプリント時に目に見えにくいパターンで文字情報などを埋め込めるソフト『TrustMarkingBasic』も搭載したという。IDプリントやセキュリティープリント、IPアドレス制限、パネルロックなどにも対応している。

ページ記述言語には“ART EX”を採用。オプションでAdobe PostScript 3にも対応可能。インターフェースは、双方向パラレル(IEEE 1284準拠)、10/100BASE-TX、USB 2.0/1.1。対応プロトコルはTCP/IP、IPX/SPX(NetWare)、EtherTalk。オプションで“BMLinkS”にも対応する。クライアントの対応OSはWindows 95/98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 7.6~9.2.2、Mac OS X 10.1.5/10.2/10.3.3~10.3.5。本体サイズは幅632×奥行き717×高さ493mm、重量は91kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1320W(稼働時平均855W、スリープモード時8W)。

毎分28ページの両面印刷に対応した『DocuPrint C3540 TD』をラインアップするほか、後処理を自動化するためのオプション『中とじフィニッシャーC』なども用意する。価格は50万円(税別)。『DocuPrint C3140』は、最大でA4カラーを毎分31枚、モノクロを毎分40枚印刷できるモデルとなる。

『DocuPrint C2424』 『DocuPrint C525 A』
『DocuPrint C2424』『DocuPrint C525 A』

『DocuPrint C2424』は、PowerPC 603e-466MHzと128MBのメモリーを搭載し、A4カラー/モノクロを毎分24枚印刷できるミッドレンジモデル。解像度は1200×1200dpiで、写真などに適した600dpi多値(9600dpi相当×1200dpi)にも対応。用紙は、坪量216g/m2までの厚紙や、305×1200mmの長尺用紙にも対応している。ページ記述言語には“ART EX”を採用。オプションでAdobe PostScript 3にも対応可能。インターフェースは、双方向パラレル(IEEE 1284準拠)、10/100BASE-TX、USB 2.0/1.1。対応プロトコルはTCP/IP、IPX/SPX(NetWare)、EtherTalk。オプションで“BMLinkS”にも対応する。クライアントの対応OSはWindows 95/98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 7.6~9.2.2、Mac OS X 10.1.5/10.2/10.3.3~10.3.5。本体サイズは幅678×奥行き631×高さ473mm、重量は60.6kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大999W(稼働時平均400W、スリープモード時5W)。

『DocuPrint C525 A』は、中間転写体と“Free Belt Nip Fuser”を搭載した新開発の4サイクルエンジンを搭載し、カラーを毎分5枚、モノクロを毎分25枚印刷できるA4エントリーモデル。解像度は600×600dpiで、最大9600dpi相当×600dpiに対応。給紙は標準で200枚、オプションで最大950枚まで拡張できる(手差しを含む)。排紙トレイは250枚。インターフェースは、双方向パラレル(IEEE 1284準拠)、10/100BASE-TX、USB 2.0。対応プロトコルはTCP/IP、SMB、IPX/SPX。対応OSはWindows XP/2000、Windows Server 2003。本体サイズは幅425×奥行き422×高さ437mm、重量は28.0kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大840W(カラープリント時220W、モノクロプリント時280W、節電モード時7W以下)。

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