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NEC、A4カラーを毎分35枚印刷できるA3レーザープリンター『カラーマルチライタ9900C』など2機種を発売

2004年12月14日 18時25分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は14日、A4カラーを毎分35枚印刷できるA3対応カラーレーザープリンター『カラーマルチライタ9900C』と、毎分31枚の『カラーマルチライタ9800C』の2機種の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は、『カラーマルチライタ9900C』が61万8000円(税別)、『カラーマルチライタ9800C』が51万8000円(税別)。出荷開始は2005年2月21日。

『カラーマルチライタ9900C』 『カラーマルチライタ9800C』
『カラーマルチライタ9900C』『カラーマルチライタ9800C』

『カラーマルチライタ9900C(Color MultiWriter 9900C)』は、PowerPC G3-600MHzを搭載した新開発のプリントコントローラーを搭載し、A4カラーを毎分35枚、モノクロを毎分45枚印刷できるほか、両面印刷機能を標準で搭載したのが特徴。両面印刷時はA4カラーが毎分28ページとなる。ファーストプリントは、カラーが8.8秒以下、モノクロが6.3秒以下。トナーには、乳化重合凝集法を利用した粒径5.8μmの“EA-HG(Emulsion Aggregation-High Grade)トナー”を採用し、印刷モードには標準/高画質/高精細の3種類を用意する。解像度は標準/高画質が9600dpi相当×600dpi、高精細が1200×1200dpi。用紙は最大A3で長尺紙(最大305×1200mm)にも対応。坪量220g/m2までの厚紙も利用できる。給紙は標準で660枚、オプションで最大3480枚に拡張できる。また、カラーマルチライタとして初めてフィニッシャー『PR-L9800C-FS』(50万円、税別)に対応したという。印刷データを暗号化するSSL暗号化通信にも対応。

インターフェースは、パラレル(IEEE 1284準拠双方向)、Ethernet(10/100BASE-TX)、USB 2.0/1.1。本体サイズは幅632×奥行き717×高さ493mm、重量は約91kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1320W(平均855W、節電モードで70W以下)。ドライバーソフトの対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OSなど。各種ドライバーソフトのほか、アプリケーションとして、PDFファイルをアイコンにドラッグ&ドロップすること印刷が行なえる『コンテンツブリッジ・ユーティリティ』、情報漏洩ツール『TrustMarking Basic(体験版)』、文書管理ソフト『DocuWorks Ver.5.0(体験版)』などを収録したCD-ROMが付属する。

『カラーマルチライタ9800C』は、A4カラーが毎分31枚、モノクロが毎分40枚、両面印刷ではA4カラーが毎分17枚となる下位モデル。そのほかの基本仕様は『カラーマルチライタ9900C』と同等。

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