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ACCS、東洋英和女学院中学部の保護者に著作権侵害について講演──携帯電話は危険な遊び道具

2004年12月03日 22時44分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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学校法人 東洋英和女学院中学部は3日、都内・六本木の同校講堂において中学生の保護者を対象に“インターネット・携帯電話の危険な遊び”と題した講演会を開催した。講演には(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS:Association of Copyright for Computer Software)専務理事・事務局長の久保田 裕(くぼたゆたか)氏が登壇し、子供が携帯電話やパソコンによって起こす著作権侵害やその防止策について説明した。

東洋英和女学院中学部教頭の石澤友康氏
東洋英和女学院中学部教頭の石澤友康氏
今回の講演は、インターネットや携帯電話での情報モラルを生徒の保護者向けに説明するもので、教員や生徒向けには以前から行なっているという。講演前には、キリスト教の学校らしく聖書の朗読と祈願が行なわれた。続いて中学部の教頭の石澤友康(いしざわともやす)氏が登壇し、保護者に対して同校が実施している防犯対策や情報モラルについての指導方法などを説明した。



コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事・事務局長の久保田 裕氏
コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事・事務局長の久保田 裕氏
久保田氏の講演では主に携帯電話で著作権侵害の可能性と、保護者が行なえる著作権侵害の防止対策を説明した。同氏が挙げた著作権保護のポイントは下記の通り。

法とルール
セキュリティーポリシー
技術的保護
情報のコピー/印刷防止、情報利用者の制限/把握、暗号化、DRM(デジタル著作権管理)/DIPT(デジタル情報保護技術)など
教育
著作権教育、情報モラル教育

著作権保護のポイントを示すスライド
著作権保護のポイント
同氏は、「パソコンは大人の目に付くところで操作させることで監視することができるが、携帯電話は1度持たせてしまうと電話やインターネットアクセスなどが把握しにくい“ブラックボックス”になってしまい、知らぬ間に携帯電話のカメラでの著作権侵害行為や、掲示板への書き込み、出会い系サイトへのアクセスなどを行なってしまう可能性がある」と、携帯電話の危険性を語った。対して同氏は、「子供に携帯電話を持たせる場合は、著作権侵害の理解と出会い系サイトの危険性を理解させてから持たせるか、あらかじめ機能を制限させてから持たせるべきだ」と、対応策も説明した。



“情報モラル10カ条”1~3カ条 “情報モラル10カ条”4~6カ条 “情報モラル10カ条”7~10カ条
講演の最後にはコンピュータソフトウェア著作権協会が掲げている“情報モラル10カ条”を紹介していた

講演には保護者が300人近く聴講に訪れており、メモを取りながら熱心に説明を聞いていた。なお、同校では携帯電話機の校内への持ち込みを禁止しているという。

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