(株)アスキー/(株)エンターブレインより、世界で累計5000万部を売り上げたファンタジー小説シリーズの最新刊『ドラゴンランス伝説 5 黒薔薇の騎士』(注釈付き完全版)が、本日発売された。Amazon.co.jpほか、アスキーストアなどで購入可能。
『ドラゴンランス伝説 5 黒薔薇の騎士』 M・ワイス&T・ヒックマン 著/安田均 訳 定価2184円/A5変型ハードカバー/全328ページ/ISBN4-7577-2069-6 世界5千万部ファンタジー、物語は驚愕の佳境へ!! ファン待望の注釈付き完全版(米国では2003年初版) |
同作品は、すべてのRPGの源流であり、いまなお米国で400万人以上のユーザー数を誇るという最強のTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)“ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)”の世界設定を利用した、世界でもっとも売れているRPG小説シリーズである。
『ドラゴンランス伝説』(全6巻)は、『ドラゴンランス』(全6巻)の続編にあたる作品だが、『ドラゴンランス』で人気を博した双子の兄弟――ひねくれた嫌われ者の病弱な黒魔法使いレイストリンと、おおらかでハンサムな心優しき巨漢の戦士キャラモン――の愛憎劇を中心にすえた、『ドラゴンランス』以上に壮大なストーリーが展開する人気作品であり、『ドラゴンランス』を未読の方が初めて読んでも十分楽しめる内容になっている。
扉絵 |
5巻では、4巻のラストで現代にタイムスリップして帰還したはずのキャラモンとタッスルが、異常なまでに荒廃した世界に投げ出される――その世界とはいったい、どこなのか? 二人はやがて驚愕の真実を知ることになる。
そして、“パラダインの聖女”クリサニアとともに暗黒神タキシスに挑むべく“奈落(アビス)”へと踏み込んだレイストリンが見て、体験した驚愕の世界とは? レイストリンの幼少期にさかのぼっての悪夢などが次々と現出し、クリサニアは暗黒神の配下の攻撃に傷つき、倒れるが――
さらに現代世界では、ついにドラゴン卿キティアラの進軍が開始される。空飛ぶ巨大城砦が、そして触れるだけで人を殺す骸骨軍団を率いる“死の騎士”ソス卿が、人々の平和を破壊するために進軍を開始したことを知った、タニス、ダラマールらのとった行動とは?
“ハリー・ポッター”シリーズや、影の大王に奪われた七つの宝石を取り戻す冒険ファンタジー“デルトラ・クエスト”シリーズを楽しんだお子様から、『ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)』などを愛好する大人まで、幅広い層に楽しんでもらえるファンタジー・ファン必読の作品である。