ついに登場した「Windows XP SP2」。久しぶりの大規模アップデートのメインは、日々増大しつつあるウィルスやワームによる被害からPCを守るセキュリティ機能の強化。“Windowsファイアウォール”や“ダウンロードブロック”機能、添付ファイルの管理機能などがデフォルトでオンの状態で導入されているほか、CPU側での対応が必要ながら、“バッファーオーバーラン”攻撃を低減する“データ実行防止(Data Execution Prevention)”機能が搭載されている。ただし、追加や修正がOSの深部にまで及んでいるため、ユーザーには互換性が気になるところだろう。「Windows XP SP2」の詳細に関しては、こちらの特集記事も参照されたい。
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ついに登場した「Windows XP SP2」。久しぶりの大規模アップデートとなる | | 細かいことだが、マニュアルとディスクを覆っていたビニールがなくなり、むき出しの状態で販売されるようになった |
パーツ関連の記事での大きなニュースは、日立LG製新型記録型DVDドライブ「GSA-4160B」。DVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD+R DL、DVD-RAMと全ての記録型DVDメディアの書き込みに対応し、かつ1万円を切るという低価格で大ヒット中の同社製「GSA-4120B」の後継だ。ランキングでも3位に食い込んだことからも、「GSA-4160B」に対する期待の高さがうかがえる。
しかし蓋を開けてみれば、スペックは「GSA-4120B」からDVD+R書き込み速度が高速化されたのみ。8倍速から16倍速へ、限界速度に到達したという意義は大きいものの、「GSA-4120B」に対し4000円高という価格差は悩ましいところ。ショップでの売れ行きもまだまだ「GSA-4120B」の方が上回っているようで、完全な世代交代には今しばらくかかりそうだ。
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日立LGデータストレージ製「GSA-4160B」。「GSA-4120B」の後継となるが、価格の高さからか現在苦戦中 |