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松下電器産業、65Vインチのハイビジョンプラズマディスプレー『TH-65DX300』を発表

2004年09月06日 23時36分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は6日、民生向けハイビジョンプラズマディスプレー“VIERA(ビエラ)”の新製品として世界最大という65Vインチの『TH-65DX300』を10月1日に発売すると発表した。希望小売価格は207万9000円。

『TH-65DX300』
『TH-65DX300』

『TH-65DX300』は、65Vインチ(1434×806mm、対角1645mm)の画面サイズを持つハイビジョンプラズマディスプレー。画素数は1366×768画素で、表示色数は36億2000万色(1536階調)。高画質回路の新“PEAKS(ピークス)ドライバー”により、暗い画面になるほど明るさの変化に敏感になる人間の視覚特性を利用して、シーンに応じてサブフィールドを制御し、低輝度部分に階調を多く割り当てることで、映画などの暗いシーンで最大85億8000万色(1048階調)相当の表示に対応したという。色補正は従来の2次元(色差平面)から3次元色空間で行なう“ビビッドカラークリエーション”となり、自然な肌色や青く澄んだ空などを記憶に残るイメージのような表現になったほか、光の透過率を抑える前面保護ガラス“ディープブラックフィルター”と黒レベルでの予備放電による発光を低減する独自技術“リアルブラック駆動方式”を採用したことでコントラスト比も3000:1になったという。

また、従来の3倍の1ドット単位で輪郭補正を行なうエンハンサー技術“サブピクセルコントローラー”を搭載し、原理的に水平解像度を約30%向上。そのほか、プラズマディスプレーで課題となっている動画疑似輪郭ノイズ低減する独自アルゴリズム“モーションパターンノイズリダクション”も採用しているという。

インターフェースは、コンポーネントビデオ入力×2系統、S2映像入力×1系統、コンポジットビデオ入力×1系統、アナログRGB入力(ミニD-Sub15ピン)×1を装備する。本体サイズは幅1554×奥行き393×高さ1012mm、重量は109kg(設置スタンド含む)。ディスプレー部のみの奥行きは99mm。電源はAC100Vで消費電力は635W(待機時約0.8W)。リモコンが付属する。

同時発売のオプションとして、専用スピーカー『TY-SP65DX3000』(希望小売価格8万7150円)、壁掛け金具『TY-WK65PV7』(同7万3500円)、ローボード『TY-VL1000』(同13万6500円)も提供する。

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