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カシオ計算機、初心者向けの600万画素デジタルカメラ『QV-R61』を発売

2004年09月01日 19時49分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は1日、初心者向けデジタルカメラのエントリーモデルとして、2.0インチ液晶ディスプレーと光学3倍ズームレンズを搭載した有効600万画素CCDの『QV-R61』を16日に発売すると発表した。価格はオープン。

本体前面 本体背面
本体前面本体背面

『QV-R61』は、1月に発表した有効500万画素の『QV-R51』の1/1.8インチCCDを有効600万画素(総637万画素)にしたモデルに相当する。カードサイズカメラ“EXLIM”と同じ超小型画像処理モジュール“EXILIMエンジン”を搭載しており、起動は約1秒、レリーズタイムラグは約0.01秒で、約280枚(CIPA規格準拠)の撮影が可能。撮影機能も強化されており、四角いものを斜めから撮影しても正面から撮影したよう補正できる“ビジネスショット”や、マクロとAFモードを自動で切り替える“オートマクロ”、高速連写機能(秒間3枚、最大3枚)などが追加されている。

搭載する光学3倍ズームレンズは、焦点距離が8~24mm(35mmフィルム換算:約39~117mm)でF値は2.8~4.9。最短撮影距離は約60cm。接写は10~70cmに対応。感度はオート/ISO64/ISO125/ISO250/ISO500。デジタルズームは4倍。撮影画像の記録には内蔵のフラッシュメモリー(画像記録領域は9.7MB)とSDメモリーカード/MMCを利用する。最大記録画素数は、静止画が2816×2112ドットで、動画が320×240ドット(毎秒15フレーム)。記録フォーマットは静止画がJPEG(Exif 2.2)/DCF準拠/DPOF対応、動画がAVI(Motion JPEG)。

本体背面にアクリル保護パネル付きの2.0インチTFT液晶ディスプレー(354×240ドット/デジタルインターフェース)を搭載したほか、撮影や再生がボタンひとつで行なえる“ダイレクトON”機能を搭載している。インターフェースはUSB(Mini-B)を搭載しており、ExifPrint、PRINT Imaga Matching II、USB DIRECT-PRINTにも対応。電源は単3形ニッケル水素充電池/リチウム電池/アルカリ電池×2本を利用し、付属のニッケル水素充電池では約280枚の撮影が可能(CIPA規格)。連続撮影は約900枚となる。本体はアルミニウム製で、手になじみやすいラウンドデザインを採用。本体サイズは幅88.3×奥行き33.4×高さ60.4mm、重量は約168g。アプリケーションとして、画像の自動転送に対応した取り込みソフト『Photo Loader』が付属し、ニッケル水素電池(2本)、充電器、USBケーブル、ストラップなどを同梱するオールインワンパッケージとして提供する。

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