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アイコム、IEEE 802.11g対応のビル間通信用無線LANユニット2製品を発売

2004年08月19日 19時36分更新

文● 編集部

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アイコム(株)は19日、ビル間通信用無線LANユニットの新製品として、アンテナ内蔵タイプの『SB-510』とアンテナ外付けタイプの『SB-510EA』の2製品を9月1日に発売すると発表した。価格はともに12万9150円。

『SB-510』と『SB-510EA』
『SB-510』(左)と『SB-510EA』(右)

『SB-510』と『SB-510EA』は、離れた建物の間をIEEE 802.11g/b規格に準拠した2.4GHz帯の無線LANで接続するための無線LANユニット。高速化技術“Super G”にも対応しており、セキュリティー機能は128bitのOCB AES、152bit/128bit/64bit WEPをサポート。MACアドレスは256台まで登録可能)。IEEE 802.3af準拠のPoE(Power over Ethernet)対応で、PoE対応Hubなどからの給電も可能。設定ユーティリティーソフトを利用し、“BSSID一覧表”から接続したいビル間通信ユニットのBSSIDを選択/設定すれば通信相手の設定が完了する無線LANブリッジ簡易設定機能も用意されている。最大伝送距離は約0.3km。電源は±48V(Ethernet電源供給ユニットが付属)。消費電流は200mA以下。本体サイズは幅140×奥行き120×高さ50mm(突起物含まず)、重量は約810g。各種設定はウェブブラウザーやTELNETで行なえる。付属ソフトの対応OSはWindows XP/98 SE/Me/2000。

『SB-510EA』は外部アンテナを使用するタイプで、指向性ロング/指向性/無指向性/平面など6種類のアンテナをオプションとして用意する。指向性アンテナ同士では約1km、指向性ロングアンテナ同士では最大約4kmの伝送が可能という。

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