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ニフティ、スパムメール対策を実施――受信遅延対策で

2004年08月05日 14時05分更新

文● 編集部

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ニフティ(株)は5日、大量迷惑メール(スパムメール)の受信拒否対策を同日付けで実施すると発表した。これはインターネット総合サービス“@nifty”において7月下旬から一部の利用者で発生しているメール受信遅延が、大量の迷惑メールにより引き起こされていることに対して行なうもの。

実施する対策は、大量の架空アドレス向けメールの発信元に対する受信拒否。該当する大量迷惑メールは、7月22日から断続的に1日平均2回程度、毎回2~3時間にわたって海外から発信されているもので、その時間帯には同社のメールサーバーに通常の数倍の負荷がかかっていたという。4日までに計数十回、数千万通のメールが@nifty会員向けに発信されており、そのうち99%以上が宛先不明になるという。

同社ではこれまでも各種の対策を実施してきたが、今回の迷惑メールが巧妙にシステムの保護機構を回避するものであることから、5月1日に策定した“迷惑メール対策ポリシー”の“健全なインターネット利用者の保護”を最優先に考え、対策を実施することにしたとしている。

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