エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は1日、5月31日に発生した障害からサービスが復旧したと発表した。
これは、東京の大手町にある同社の電源設備(分電盤)の故障によるもので、企業向けデータ通信サービス(関東一円、約2万回線)、IP電話サービス(全国、約34万番号)、インターネット総合サービス“OCN”(東京/神奈川/千葉/埼玉/茨城/群馬/新潟/長野/栃木/山梨/静岡、約15万回線)、無線スポットサービス“HOTSPOT”(全国約1000拠点)のサービスが停止したもの。同社の回線を利用している(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの定額制PHSデータ通信サービス“@FreeD”(全国、約33万5000人)もサービスが停止していた。
障害は、5月31日15時20分に発生し、20時過ぎから順次回復。6月1日0時までにHOTSPOT以外のサービスが回復したとしており、HOTSPOTについては午前2時59分までに回復したとしている。