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内蔵も外付けも可能なクーラーマスター製水冷キット「Aquagate ALC-U01」デモ開始!

2004年03月18日 19時41分更新

文● 増田

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Aquagate ALC-U01
クーラーマスターがついに水冷クーラーを発売する

 国内で販売されているCPUクーラーの代表的なメーカーといえばクーラーマスターだが、ついに同社から水冷キットが発売される。その名も「Aquagate ALC-U01」。現在、高速電脳とTSUKUMO eX.ではデモが行われている。



内部 フロント
内部にラジエータ(121x50x75mmで5インチベイに収まるサイズ)やポンプ、リザーブタンクなどが収められているメッシュ状に加工されたファンの吸気口のほか、円形の情報表示用LCDを装備
設置方法 電源
全部で3通りの設置方法がある。写真は5インチベイ2段分のスペースを使用しての内蔵電源はPC本体と連動させるため、付属品の特殊な分岐アダプタを使用する
水冷ヘッド部 リテンション
水冷ヘッド部はベースが銅製、カバーは肉厚のアクリル製。青い冷却水が循環している様子は、なかなか美しい付属のリテンションを使うことでsocket A/754/940/478と幅広いCPUに対応
Prescottマシン CPU温度
高速電脳では“Prescott”コアを搭載した「Pentium 4-2.8GHz」マシンでデモを行っている発熱量が高いと言われるPrescottだが、インジケーター部のCPU温度は約31度となっていた
マニュアル パッケージ
マニュアルには、しっかりと日本語版も用意されており、設置方法や取り付け方などが細かく説明されている気になる発売予定は4月の下旬で、価格は予価2万9800円とのこと

 アルミ筐体を使用した本体部は、サイズ220(L)×148(W)×88(H)mmで、内部にラジエータ(121x50x75mmで5インチベイに収まるサイズ)やポンプ、リザーブタンクなどが収められている。ラジエータ冷却用に装備されているファンの回転数は、2000(23dB)/3100(34dB)/4600(49dB)rpmの3段階から選択可能だ。フロントにはメッシュ状に加工されたファンの吸気口のほか、円形の情報表示用LCDを装備している。このLCDパネルには、CPUや冷却水の温度が表示されるほか、冷却水が一定温度を超えたり、タンク内の冷却水の量が基準を下回る、またはファンが故障により停止したときなどに、アラーム音を発し警告するように設定が可能。さらに自分が設定した時間以内に(0~100秒の範囲で設定可能)何らかの措置を採らない場合、PCが自動的にシャットダウンし、ダメージを未然に防止してくれるなどの機能も装備している。

 しかしながら、注目すべきはこの本体部分の設置方法。このままの状態で使用する外付けに加え、5インチベイ2段分のスペースを使用しての内蔵、さらには電源スペースにも搭載が可能(この場合、LCDインジケーター部は本体と切り離し、5インチベイ1段に装着する)となっているなど、使用するユーザーの環境に応じて使い分けができる。
 水冷ヘッド部はベースが銅製、カバーが肉厚のアクリル製となり、青い冷却水が循環している様子は、なかなか美しい。なお、付属のリテンションを使うことでsocket A/754/940/478と幅広いCPUに対応する。

 現在、高速電脳では“Prescott”コアを搭載した「Pentium 4-2.8GHz」マシンでデモを行っている。「Aquagate ALC-U01」は、同社のPCケース「Praetorian」の5インチベイ2つを使って装着されており、インジケーター部のCPU温度は約31度となっていた。付属する厚手のマニュアルには日本語ページも用意されており、設置方法や取り付け方などが細かく説明されている。気になる発売日は4月の下旬予定で、価格は予価2万9800円とのこと。



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