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三洋電機、メールの添付ファイルを携帯電話でも確認できるサービス“AirStorage”を開始

2003年11月20日 23時24分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は20日、メールに添付されたファイルの内容を携帯電話機からも閲覧できるサービス“AirStorage(エアーストレージ)”の提供を21日に開始すると発表した。一般向けの会員制サービスと法人向けASPサービスの2タイプを提供する。会員制サービスは年額1200円で、クレジットカード(VISA/MasterCard)の課金となる。

サービス提供イメージ
“AirStorage”の提供イメージ

“AirStorage”は、同社と米Openshark社が共同開発したマルチコンテンツ変換エンジンを利用して、オフィスファイル(Word/Excel/PowerPoint)、PDF、画像ファイル(BMP/GIF/JPG/PNG)を、受信先のウェブ端末で表示できるように自動変換するサービス。携帯電話機の場合、ウェブ閲覧が可能な機種であれば全機種で利用できるという(9月25日の時点で190機種で検証済み)。閲覧にプラグインソフトなどは不要。同社では今後、見積書や請求書などの文書をウェブ端末で閲覧後、必要な場合にファクスへ出力するサービスも提供する予定という。

料金は、一般向け会員制サービスが、年額1200円で、初期費用は300円、プロバイダーからの利用も予定しており、月額200円から(初期費用は300円)。法人向けASPサービスは、月額5000円(10アカウント/300MB)で、初期費用は3000円(10アカウント)。法人が自社のネットワーク内にサーバーを設置することも可能で、サーバーソフト『AirStorage MAI Server』の販売も行なう(最小構成の価格は480万円)。また、別途ISPとの契約も必要となる。

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