Gigabyteから、ACアダプタ駆動のコンパクト型ベアボーンPC「G-MAX TA4 V2.0」が発売された。これまでの同社製ベアボーンPCのいずれとも異なる新設計のケースは縦置き型で前面にスリットが入っており、ブラックの本体色と相まって小型のPlayStation 2といった印象。
Gigabyteのウェブサイトを見ると、ACアダプタ駆動のベアボーンPCでよく採用されるEBGAタイプの“VIA C3”を搭載するモデルもあるようだが、今回登場したのはチップセットに“i845GV”を採用したPentium 4モデルだ。
ご覧の通り、ACアダプタ駆動のためケースサイズはマザーぎりぎり | 拡張スロットがあるがこれは事実上使用不能 |
マザーボードは当然同社製で、「GA-8IGVT」という型番が与えられている。“i845GV”ということで、FSBは533MHzまで、メモリはPC2700(DDR333)DDR SDRAMまでの対応となる。また茶色の拡張スロットが設けられているのが目に付くが、これはPCIスロット。ただしライザーカード等は付属しておらず、ケースも拡張スロットを使用できる構造にはなっていないため事実上使用不能である点は注意。DIMMスロットは2本、Realtek製“RTL8100BL”チップによる10/100base-TX対応イーサネット機能のほか、IEEE1394、6チャンネルオーディオをそなえる。
ドライブベイはマザーボードの反対側 | コンボドライブが組み込み済み |
ドライブベイはスリムタイプの光学ドライブベイ、2.5インチHDDベイが1つずつのほか、PCカードスロットも装備。標準でCD-RW/DVD-ROMコンボドライブが組み込み済みとなっている。ACアダプタの容量は120W。価格はアークで3万9780円、高速電脳とスーパーコム、コムサテライト3号店で3万9800円となっている。
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