Gigabyte初のキューブ型ベアボーンPC「CA2」 | 正面左側に配置されたカードリーダライタや、フロントアクセスポートが特徴的 |
マザーボードメーカーが続々と参入するキューブ型ベアボーンPC市場に、ついにGigabyteが加わった。その名も「CA2」。正面左側に配置されたカードリーダライタや、フロントアクセスポートが特徴的だ。
採用するチップセットが旧型の“SiS661FX+SiS963”となるために、デュアルチャンネルDDRやSerial ATAには非対応となる | 付属のCPUクーラーはヒートパイプを採用したもの | |
背面からみる。VGA、6チャンネルサウンド、10/100Base-Tイーサネット、IEEE1394がオンボード | 容量220Wの電源は背面に一部が飛び出す形で配置されている |
同社が発売している小型PCとしては、ACアダプタで駆動するプレステ2風Pentium 4ベアボーン「G-MAX TA4 V2.0」などが挙げられるが、今回のようなキューブ型ベアボーンは初めてとなる。
サイズが275(D)×184(W)×160(H)mmとなる本体は、この種のキューブ型ベアボーンとしては若干小さめの部類。搭載するマザーボードは、チップセットにFSB800MHzのPentium 4に対応する“SiS661FX+SiS963”を搭載した同社製「GA-8S661FXS」だ。拡張スロットはAGP×1、DDR DIMM×2となるほか、オンボードインターフェイスにVGA、6チャンネルサウンド、10/100Base-Tイーサネット、IEEE1394を装備する。また搭載可能なドライブは5インチが1、シャドウが1となるほか、3.5インチベイにはあらかじめFDDを搭載している。なお、容量220Wの電源は背面に一部が飛び出す形で配置されている。
同社製ベアボーンではお馴染みとなったキーボードやマウスが付属 |
採用するチップセットが旧型の“SiS661FX+SiS963”となるために、デュアルチャンネルDDRやSerial ATAには非対応となってしまう点は少々残念。それでも、同社製ベアボーンではお馴染みとなったキーボードやマウスが付属して、価格はアークとTSUKUMO eX.で2万2800円、高速電脳で2万2890円と安めといえるだろう。
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