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“Duron”シリーズに久々の新製品!FSB266の「Duron-1.4GHz」と「Duron-1.6GHz」がデビュー!!

2003年09月05日 21時33分更新

文● 増田

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「Duron-1.6GHz」
「Duron-1.6GHz」

 AMDのsocketA対応CPU“Duron”シリーズに久々の新製品「Duron-1.4GHz」と「Duron-1.6GHz」が加わった。従来の“Duron”シリーズがFSB200だったのに対して、今回の2製品はどちらもFSB266に対応した新コアを搭載したモデルだ。



DHD1600DLV1C Applebred
OPNは、Athlon XPと同様にパッケージ上に移されているポップには搭載するコアは“Applebred”と書かれている

 今まで販売されていた“Duron”といえば、“Morgan”コアを搭載した「Duron-1.3GHz」が最高クロックだった。こちらのデビューは2002年1月だったので、実に1年8カ月ぶりの新製品ということになる。久しぶりの入荷を知らせるショップのポップには「“Applebred”新コアになって帰ってきました!」などといったものも貼られている。
 “Applebred”コアについては、やはりFSB266の“Thoroughbred”コアのL2キャッシュ削減版などという話も聞かれるが、詳細は不明。Athlon XPと同様の緑色のパッケージ、細く小さくなったコア、がらりと変わったキャパシタ配置など、外観は従来の“Duron”と比べるとまったく異なっている。CPUコアに刻まれていた製品名やOPNは、Athlon XPと同様にパッケージ上に移されているが、そのOPNを見てみると「Duron-1.6GHz」が“DHD1600DLV1C”、「Duron-1.4GHz」が“DHD1400DLV1C”となっているのが確認できる。AMDの資料によると、モデルナンバー後のDが「PackageType OPGA」、Lが「VCore 1.5V」、Vが「温度上限 85℃」、1が「L2キャッシュ 64KB」、Cが「FSB 266」となっているようだ。ちなみにL1キャッシュは128KBとなっている。



新旧比較 DHD1400DLV1C
見ためはがらりと変わった(右がDuron-1.3GHz)「Duron-1.4GHz」

 コアの変更にともない心配されるのは対応マザーボードの状況だが、一部代理店のサイトには早くも対応リストが掲載されている。この際にCPUの交換を考えているユーザーは、自分の持っているマザーの対応状況を確認してから購入したほうがよいだろう。価格及び販売店は以下の通り。


価格 ショップ
AMD
「Duron-1.4GHz」
\4,667 OVERTOP
\4,980 アーク
\4,980 高速電脳
\未定 スーパーコムサテライト
\未定 コムサテライト3号店
AMD
「Duron-1.6GHz」
\5,762 OVERTOP
\5,980 アーク
\5,980 高速電脳
\未定 スーパーコムサテライト
\未定 コムサテライト3号店
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