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ソニーマーケティング、500GBのHDDに約342時間の録画が可能な『CSV-EX11』など<コクーン>チャンネルサーバー2機種を発売

2003年09月02日 20時16分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は2日、ブロードバンド対応のホームAVゲートウェイ製品“<コクーン>”の新製品として、500GBのHDDと2個のTVチューナーを内蔵し、最大約342時間の録画が可能な“チャンネルサーバー”『CSV-EX11』と、250GBのHDDを内蔵した『CSV-EX9』を11月1日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、CSV-EX11が16万円前後、CSV-EX9が12万円前後。

『CSV-EX11/EX9』
『CSV-EX11/EX9』

『CSV-EX11』と『CSV-EX9』は、スカイパーフェクTV!用チューナーを接続してスカパー!の電子番組表(EPG)を取得し、スカパー!と地上波のEPG情報を利用した予約録画が行なえるチャンネルサーバー。好きなジャンルやキーワードを登録すれば該当するテレビ番組を検索して自動録画する機能が強化され、“おまかせ・まる録2”になり、最大3組の設定が可能な“マルチユーザー対応”となったほか、地上波チューナーとMPEG-2エンコーダーシステムを2個搭載したことで、2番組同時録画にも対応。録画予約は約8日ぶんを参照できる電子番組表(EPG)を利用して行なえる。有線/無線ネットワークで接続されたパソコン(バイオ)のDVD作成ソフト『Click to DVD』を利用すれば、パソコンからサーバーの録画タイトル一覧の保存したいタイトルを選んでDVDに記録することも可能という。

キーワード設定画面
“おまかせ・まる録2”のキーワード設定画面

搭載するHDDの容量は、CSV-EX11が500GB、CSV-EX9が250GB。最大録画時間は、CSV-EX11が、HQモードで約114時間、SPモードで約171時間、EPモードでは約342時間、CSV-EX9では、HQで約56時間、SPで約84時間、EPで約168時間となる。静止画は最大1000枚まで記録可能。録画番組/ライブ放送/静止画を統合管理できる“MyCastビュー”機能を搭載しており、コンテンツを約300倍の速度で再生したり、数秒間の再生とジャンプの繰り返しで再生したりするモード“高速プレビュー”などを利用できる。本体前面のメモリースティックスロットを利用してデジタルカメラで撮影した静止画を閲覧できるほか、HDD内の静止画アルバムをメモリースティックにコピーすることも可能。

TV受信チャンネルは、VHF(1~12ch)、UHF(13~62ch)、CATV(C13~C38)。映像信号方式はNTSC対応で、録画方式はMPEG-2、録音方式はMPEG-1レイヤー2に対応する。ネットワーク端子(10/100BASE-TX)のほか、入力端子は、コンポジットビデオ(RCAジャック×2系統)、Sビデオ(S端子×2系統)、データ入力(スカイパーフェクTV!専用)、出力端子は、コンポジットビデオ(RCAジャック×2系統)、D1を装備する。電源はAC100Vで、消費電力はCSV-EX11が45W、CSV-EX9が37W(ともに低消費電力モードスタンバイ時は約2W)。本体サイズは幅430×奥行き360×高さ79mm、重量はCSV-EX11が約7.2kg、CSV-EX9が約6.6kg。リモコン(RMT-V321)が付属する。

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