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ソニーマーケティング、総画素数331万画素のデジタルビデオカメラレコーダー『DCR-PC300K』を発売

2003年07月31日 18時29分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニーマーケティング(株)は31日、1/3インチ総画素数331万画素(動画時有効画素数205万画素、静止画時有効画素数305万画素)のCCDを搭載したDV方式デジタルビデオカメラレコーダー“ハンディカム”『DCR-PC300K』を9月6日に発売すると発表した。価格は19万8000円。

DCR-PC300K
デジタルビデオカメラレコーダー『DCR-PC300K』

フィルター径37mm/レンズ径約30mmで、光の反射を最小限に抑え色再現性を向上させる“T*コーティング”を施したカールツァイスレンズT*を搭載しており、ズーム倍率は光学10倍/デジタル120倍、F値は1.8~2.1、レンズの焦点距離は5.1~45mm(35mm換算ではカメラモードで45~450mm、メモリーモードで37~370mm)。新アクティブイメージエリア方式の手ぶれ補正機能を備えている。また、デジタル機器の色表現と同じRGBで色を取り込む“原色フィルター”を採用しており、微妙な色合いや夕焼け空のような色のグラデーションも表現可能。

また、2.5インチ21.1万ドットのタッチパネル付きプレシジョン(高精細)&ハイブリッド(半透過型)液晶ディスプレーを搭載しており、日差しの強い屋外でもディスプレー画面をはっきりと確認できるという。タッチパネルには、独自開発の3D-GUIエンジン“Epseed(イプシード)”を搭載した3次元アニメーション表示による“アクティブメニュー”を採用しており、大きな文字と3次元アニメーションのアイコンで感覚的に操作できる。使用頻度に合わせて機能表示の順番を並べ替えることが可能なパーソナルメニューも備えている。

さらに、一定の間隔をおきながら定点撮影できる“スムーズインターバル録画機能”を搭載、花の開花や蝶の羽化、雲の流れなど、長時間かけてゆっくり動く被写体などを撮影後、時間を短縮した滑らかな映像を楽しめるという。録画時間は1/30秒(1フレーム)、ウェイト時間は1秒~120秒までの16段階に設定可能で、最大観測時間は約12時間。

“Bluetooth BIP(Basic Imaging Profile)”機能も搭載しており、Bluetooth BIP対応の携帯情報端末(CLIE)やパソコン(バイオ)の画面上で撮影画像をモニタリングしながら、『DCR-PC300K』を操作(録画スタート/ストップ、ズーム、パン、チルト等)することが可能。そのほか、静止画撮影時に薄暗い場所でのオートフォーカス精度を高める“ホログラフィック AF”、真っ暗闇でも構図やピントを決めて撮影できる“ナイトフレーミング”などを備えている。パソコンを介せずにプリントアウトできる“PictBridge(ピクトブリッジ)”にも対応する。

記録メディアはミニDVカセットとメモリースティック。録画時間はミニDVカセット『DVM80RM』使用時でSP:80分/LP:120分。メモリースティックへの記録圧縮方式と画面サイズは、静止画がJPEGで2016×1512ドット/640×480ドット、動画がMPEG-1でビデオメール:160×112ドット/プレゼンテーション:320×240ドット。バッテリーはリチウムイオン“インフォリチウム”対応Mシリーズで、同シリーズのリチャージャブルバッテリーパック『NP-QM91D』使用時の最大連続撮影時間は550分。本体サイズは幅59×奥行き113×高さ119mm、重量は540g。

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