ベリタスソフトウェア(株)のブースでは、アプリケーションのパフォーマンス管理システム『VERITAS i3』を出展していた。
『VERITAS i3』は、これまで日本プリサイス・ソフトウェア・ソリューションズ(株)(日本プリサイス)が『Precise i3』として販売していた製品。米ベリタスソフトウェア社が米プリサイス・ソフトウェア・ソリューションズ社を買収したことを受け、6月28日付けでベリタスソフトウェアと日本プリサイスが合併したため、新たにベリタスソフトウェアから販売されることになる。『VERITAS i3』は、システム全体から非効率なコンポーネントを特定する機能をもつ『VERITAS Insight』と、非効率なコンポーネントを分析し、パフォーマンスを最適化するツール『VERITAS Indepth』、システム監視ツール『VERITAS Inform』で構成される。
Oracleデータベースを対象としたパフォーマンス最適化ツール『VERITAS Indepth for Oracle』は、収集したログから、パフォーマンス悪化の原因となるSQL文を特定する機能をもつ。販売を行なう日揮情報ソフトウェア(株)営業本部 営業第1部 部長の今井貴氏によると「日本プリサイスの頃から、おもに大手企業のウェブシステム向けに販売されてきた。データベースのチューニングは一時的なものではなく、継続的に行なうことが重要で、定期的にログを解析してきちんとパフォーマンス向上に役立てていただいている」そうだ。