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カシオ、A4カラーを毎分31枚印刷できるA3カラーページプリンター『SPEEDIA N5300』など2モデルを発売

2003年07月07日 21時16分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は7日、A3カラーページプリンター“スピーディア(SPEEDIA)”シリーズの新製品として、A4カラーを毎分31枚印刷できる『SPEEDIA N5300』と、23枚印刷できる『SPEEDIA N5100』の2モデルを8月1日に発売すると発表した。価格はオープン。

『SPEEDIA N5300』
『SPEEDIA N5300』

『SPEEDIA N5300』は、カラー印刷を1回のプロセスで行なえる“LED4連タンデム方式”を採用し、A4サイズのカラーで毎分31枚、モノクロで36枚の印刷が行なえる上位モデル。64bit RISCプロセッサーR5500-400MHzと64MBのRAMを搭載する。新コントローラー『SPEEDIA Hyper Controller II』を搭載し、ファーストプリントをカラーで約11秒、モノクロで約9秒に高速化したほか、ウォームアップ時間も約99秒に短縮したという。用紙はA3までの普通紙/厚紙(最大210g/m2)や、最長1200mmの長尺紙に対応する。最大550枚の給紙が可能なユニバーサルカセットと最大100枚のマルチペーパフィーダを標準装備する。解像度は600×600dpiで、ドット制御技術“SP-DST(SPEEDIA Dot Subdivision Technology)”により600dpi×9600dpi相当の印刷が行なえる。制御コードは、ESC/P、ESC/Page、201Hとカシオ拡張コマンドに対応する。コピーすると文字が浮き出る地紋を印刷する“コピーガード機能”を装備する。

インターフェースは、双方向パラレル(IEEE1284)とUSB 1.1を装備しており、オプションで10/100BSE-TXにも対応する。消費電力は最大1200W以下、平均約930W、スリープモード時は平均25W以下。本体サイズは幅695×奥行き655×高さ497mm、重量は約72kg。パソコンで印刷状況を確認できるソフト『SPEEDIA Manager』や、複数ドキュメントの管理・編集・一括印刷が行なえる『Report Holder(レポートホルダ)』が付属する。ドライバーソフトの対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP。プリンターの状態をインターネット経由で確認し、電話によるサポートや技術者の派遣などを行なうプリンター診断サービス“ネットdeサポート”に対応する(設置後6ヵ月の無償保証期間中は無料)。

『SPEEDIA N5100』は、プロセッサーをR5500-300MHzとしたモデルで、印刷速度はA4カラーが毎分23枚で、モノクロが毎分29枚。本体サイズなどそのほかの基本仕様は共通で、平均消費電力は約820Wとなる。

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