このページの本文へ

【LinuxWorld Expo/Tokyo 2003レポート Vol.5】エンタープライズPostgreSQL

2003年05月23日 19時35分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

PostgreSQLクラスタ? 『QueryMaster』

ターボリナックスブースでは、ほかに20日に発表されたばかりのデータベース統合ソフト『QueryMaster』を展示していた。

『QueryMaster』管理インターフェイス
『QueryMaster』管理インターフェイス。
『QueryMaster』を使用したシステム
『QueryMaster』を使用したシステム。ここからデータベースにクエリを送り、管理インターフェイスでリアルタイムに処理状況を把握できるというもの

『QueryMaster』は、複数のPostgreSQLデータベースにクライアントからの要求をロードバランスするソフトウェア。システムはロードバランスを行なう“QueryMasterサーバ”と、複数のPostgreSQLデータベースで構築される。更新などのクエリはすべてのデータベースにブロードキャストされるため、各データベースは常に同じデータを持つ。一方、検索などのクエリは個々のデータベースに送られるため、高速な実行が可能。『Oracle9i RAC』と異なり、ストレージを共有せず、各データベースが同じデータを持つことになるため、データの信頼性が高いのが特徴だ。また、既存のPostgreSQLとクライアントの間に“QueryMasterサーバ”を設置するだけで冗長化でき、接続インターフェイスの書き換えなどは特に必要ないそうだ。

価格はロードバランサ“QueryMasterサーバ”2台とデータベース3ノードの『QueryMaster MicroEdition』が676万4000円。

PostgreSQL+Symfoware=PostgreSQL Plus?

富士通(株)のブースでも、PostgreSQL関連の展示が行なわれていた。こちらはPostgreSQLのデータベースエンジン部分を同社の『Symfowre』に置き換えた『PostgreSQL Plus』だ。

『PostgreSQL Plus』は、VACUUM処理の必要がないことなどにより、PostgreSQLと比べで動作が速いことがおもな特徴。展示されていたのは開発中のバージョンだったが、PostgreSQLの倍以上の性能になるという。

『PostgreSQL Plus』デモ
『PostgreSQL Plus』のデモ。PostgreSQLと『PostgreSQL Plus』に同時にクエリを送り、レスポンスがかえってくる時間を表示するというもの

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  2. 2位

    sponsored

    AIインフラ市場“一強体制”を崩せるか AMDが「Helios」で体現するオープン戦略とフィジカルAIのラストマイル

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の約半数が「AIの進化で転職を意識」/これから起きるのは「SaaSの死ではなく変容」/バックアップ市場は堅調に成長、ほか

  4. 4位

    デジタル

    kintone MCP Server とは?現在提供されている3つの選択肢をフラットに比較

  5. 5位

    デジタル

    買い切り型クラウド「pCloud」がDX総合EXPOへ CEO来日で日本展開を加速

  6. 6位

    データセンター

    IOWNによるGPU分散インフラ「GPU over APN」実証環境を開放 NTTドコビジが全国8拠点をつなぎ提供

  7. 7位

    sponsored

    「IT機器が高すぎる」「熟練メンバー不在で分からない」… 情シスさんの“現場の悩み”をエンジニア3人に聞いてみた

  8. 8位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

  9. 9位

    Team Leaders

    AIエージェントが顧客対応から“恋愛相談”まで マッチングアプリwithのCSを変えたチャネルトーク

  10. 10位

    クラウド

    顧客企業のビジネスを動かす「基幹系AI」を実現する 日本オラクルの2027年度戦略

集計期間:
2026年07月12日~2026年07月18日
  • 角川アスキー総合研究所