日本ヒューレット・パッカード(株)は24日、企業でセキュアなウェブサービスを実現するための専任チームを発足し、“リバティ・アライアンス推進プログラム”を開始したと発表した。リバティ・アライアンスは、ウェブサービスのユーザー情報管理における仕様を策定する標準化団体。
同社は、同プログラムにおいて、リバティ・アライアンス技術仕様バージョン1.1に対応したシングルサインオンシステム『hp IceWall SSO(エイチピー・アイスウォール・エスエスオー)』、およびこれに関連する導入コンサルティングサービスを提供するとともに、東京/市ヶ谷事業所に“リバティ・アライアンス・コンピテンスセンター”を開設し、リバティ・アライアンス製品に関連する技術検証を行なうという。
コンサルティングサービスとしては、米国最先端事例を交えてリバティ・アライアンスに対応したグローバルシングルサインオン機能を提供する事業の推進を支援する“リバティ・アライアンス・ビジネスアセスメント”や、リバティ・アライアンス対応システムを開発する際の設計や仕様の解釈、導入、運用、セキュリティー面からの支援を行なう“リバティ・アライアンス・テクニカル・コンサルティングサービス”、さらにリバティ・アライアンス・コンピテンスセンターにおいて同社の専門技術者が各種リバティ・アライアンス対応システムの相互接続性を検証する“リバティ・アライアンス・インターオペラビリティ・テストサービス”が用意されている。
