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セイコーエプソン、コンパクトタイプのインパクトプリンター『VP-930』を発売

2003年04月03日 21時32分更新

文● 編集部

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セイコーエプソン(株)は3日、フロント給排紙と水平ローディングを採用したコンパクトタイプのインパクトプリンター『VP-930』を発表した。価格は9万9800円。4日からエプソン販売(株)が販売する。

『VP-930』
『VP-930』

『VP-930』は、納品伝票や財務帳票、請求書などの複写用紙向けのプリンター。フロント給排紙と水平ローディング方式を採用したほか、小型化したのが特徴。これにより対面販売でのチケットや伝票の発行といったカウンター業務にも適しているという。複写能力はオリジナル+4枚の計5枚で、OCR-Bやバーコード印刷にも対応する。印字速度は、漢字高速モードで毎秒100文字、標準モードで毎秒52文字。改行速度は1行あたり53ミリ秒。印字桁数は80桁8(インチ)。解像度は180dpi。漢字は第1水準/第2水準/特殊文字(83種類)を搭載しており、フォントは明朝体/ゴシック体。英数カナは160文字種を搭載する。文字サイズは漢字が24×24ドット、英数カナは最大36×23ドット。拡大縮小、強調、イタリック、縦書きといった文字種の利用も可能。用紙は幅257×長さ364mmまで印字可能。

インターフェースはIEEE 1284準拠の双方向パラレルとUSBを装備すし、双方向通信機能“EPSONプリンタウィンドウ!3”に対応する。制御コードはESC/P24-J84、ESC/Pスーパーを採用。本体サイズは幅386×奥行き306×高さ185mm、重量は3.5kg。電源はAC100Vで、消費電力は動作時約20W(待機時約5W)。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、MS-DOS。ウェブからドライバーソフトをダウンロードすれば、Windows NT 3.51、Windows 3.1でも利用できる。

同社では今後1年間で4000台の販売を予定している。

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