(株)トゥーは27日、インクジェットプリンターを利用して本格的なミニのぼりや窓用ステッカーを作成できるキット“INK JET MATERIALS(インクジェットマテリアル)「POPファクトリー」シリーズ”を発売すると発表した。4月25日に発売するのは、ミニのぼり用の『ミニのぼり』と、窓貼りステッカー用の『窓貼りステッカーS(シースルータイプ)』『窓貼りステッカーB(バックライトタイプ)』の3製品。価格は各1000円。ショッピングサイト“NetShop.Too”でも販売する。
左から『ミニのぼり』、『窓貼りステッカーS』、『窓貼りステッカーB』 |
“POPファクトリー”シリーズは、パソコンとインクジェットプリンターを利用して、サインディスプレー/印刷業で利用するPOPダミーの制作のほか、個人店舗や小規模店舗などで利用できるPOPの作成などが行なえるのが特徴。『ミニのぼり』は、高さ29cmのオリジナルのミニのぼりを2本作成できるキット。印刷用の布素材やポールなど必要な素材が含まれており、のぼり用データをプリンターで印刷し、A4サイズの台紙からはがしてポールに取り付ければ完成する。はさみやカッターなどは不要という。
窓貼りステッカーは、窓の内側から印刷面を外側に向けて貼れるステッカーを作成するキット。印刷用フィルムにインクジェットプリンターで印刷し、印刷面にミクロ吸盤仕様の透明な吸着フィルムを貼り付けて使用する。吸着フィルムは糊が残らずに何度でも貼ったりはがしたりできるという。『窓貼りステッカーB』は細かいパンチング(穴あき)仕様のステッカーで、裏面が黒いため、ブラインド効果を持つが、室内から外の景色は透けて見えるのが特徴。A4サイズのステッカーを1枚作成できる。『窓貼りステッカーB』は昼間は白地のポスターのように見えるが、夜間は店内などの照明により電飾ディスプレーのような効果を得られるのが特徴。A4サイズのステッカーを2枚作成できる。
POPの作成には市販のグラフィックスソフトやワープロソフトを利用できる。同社では、(株)ジャストシステムのラベル作成ソフト『ラベルマイティ POP in Shop』用の用紙情報をウェブサイトでダウンロードにより提供する。