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| 「V9900 TD」 |
今週“GeForce FX 5200”搭載ビデオカードがSparkleとProlinkからそれぞれ発売されたばかりだが、今度は初の“GeForce FX 5800”搭載ビデオカードがやはり2社から登場している。ひとつはASUSTeK製「V9900 TD」、もうひとつは意外にも玄人志向からで「GFX5800-A128C」だ。なお、今回もあたりまえのように流通量は少ない。
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| 外観もV9900 Ultra-TDとは見分けはつかず、唯一専用冷却システムの「FX Flow」に貼られたシールが「V9900 ULTRA」から「V9900」になっている程度 | コアクロック400MHz/メモリクロック800MHzとなる | |
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| パッケージ前面にはV9900 TDというシールが貼られている | 出荷した代理店によってはV9900 Ultra-TDのパッケージをそのままというものもある |
まずASUSTeK製「V9900 TD」だが、同社からは先日少量ながら最上位モデルにあたる“GeForce FX5800 Ultra”搭載の「V9900 Ultra-TD」がすでに発売されている。今回の製品はその下のモデル。“GeForce FX5800 Ultra”がコアクロック500MHz/メモリクロック1GHzになるのに対し“GeForce FX 5800”はコアクロック400MHz/メモリクロック800MHzとなる。その他の仕様は“GeForce FX5800 Ultra”とおそらく同じでメモリはDDRII SDRAM128MBを搭載するほかコネクタはVGA×1、S-Video×1、DVI-I×1という構成になっている。外観もV9900 Ultra-TDとは見分けはつかず、唯一専用冷却システムの「FX Flow」に貼られたシールが「V9900 ULTRA」から「V9900」になっている程度。パッケージ内容も日本語マニュアルをはじめドライバCDやその他付属ソフトなども同じとなっている。パッケージ前面にはV9900 TDというシールが貼られているが、出荷した代理店によってはV9900 Ultra-TDのパッケージをそのままというものもある。入荷数は各ショップ1本づつとやはり少ないが“GeForce FX5800 Ultra”搭載の製品よりは入荷ショップは多そうだ。価格はOVERTOPで4万9200円、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館で5万6800円で販売中のほか、DOS/Vパラダイス本店が4万9800で展示近日発売、T-ZONE.AKIBA PLACEで4万8800円近日発売、スーパーコムサテライトとコムサテライト3号店、クレバリー1号店などが週末販売予定としている。
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| 「GFX5800-A128C」 |
もうひとつの玄人志向「GFX5800-A128C」は同社サイトによるとPalit製となっているが、基盤を見る限りでは型番などの表記がないためよく分からない。またこの製品はUltraも含め今までに発売された“GeForce FX 5800”搭載カードとは異なったファンを採用している。専用冷却システムの「FX Flow」の代わりシロッコファンを採用した大型で厚みのあるクーラーを搭載している。厚みのためPCI2スロット分のスペースを消費する点は変わらないが、見た目はELSA製「NVIDIA Quadro FX 2000」とそっくりだ。その他コネクタはVGA×1、S-Video×1、DVI-I×1という作りで付属品はドライバCDとケーブルのみというシンプルさ。価格も前述のASUSTeK製よりかなり安い4万4800円となっている。なお販売しているのはOVERTOPとコムサテライト3号店でクレバリー1号店は価格未定となっている。なお流通量は少ないとはいえ「GeForce FX」シリーズは“GeForce FX5600”を残し全てが発売されたことになるが、現時点でその“GeForce FX5600”に関してはウワサすら入ってこない状況だ。
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| コネクタはVGA×1、S-Video×1、DVI-I×1 | シロッコファンを採用した大型で厚みのあるクーラーを搭載 | |
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| ファンを外してみたところ | パッケージも厚みのあるものを使用 |
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