一見普通のケース |
星野金属工業(ソルダム)から、今週末新たなケースが販売開始となる。「MT-PRO 2500」がそれで、拡張ベイに工夫を凝らしているのが特徴だ。
サイズは442(H)×200(W)×510(D)mm。基本的には標準搭載で5インチベイ×4、3.5インチベイ×1、シャドウベイという構成。外観はなんの変哲もないケースに思えるが、フロントカバーを取り外してみると、前面は上から下まで5インチベイ用の穴が空いた状態になっている。通常は外部ベイに合わせて5インチベイ用の穴がカッティングされているが、すべて空いているのだ。逆にフロントカバーの方は、5インチベイ、3.5インチベイ、スイッチなど搭載パネル部がネジ止めされているが、この順番を自由に変更することが可能。そのため、スイッチ部分のパネルを一番上にし、5インチドライブ類を下の方に搭載するといった組替えが可能になるのだ。シャドウベイも内部の5インチベイ用バーにネジ止めされているだけなので、位置を変更することが可能だ。また、オプションとして5インチベイ用開閉式カバーと3.5インチ用カバーを用意、ドライブの色の違いから違和感を感じることがないように考慮されている。
内部前方は上から下まで5インチベイ用のバーがついている | シャドウベイ用のホルダーと外部3.5インチベイホルダーはネジを外せば移動可能 | フロントカバー裏面。カバーはネジとめされている | ||
ベイの位置を自由に変更することが可能だ |
背面の80mm角ファンはネジ穴を変えることで位置の変更が可能 |
さらに、背面下部には同社がすでに発売している外付け用電源を搭載可能な部分も確認することができる。
カラーはアイボリー、ブラック、シルバーの3種類を用意。それぞれ350W搭載モデルと400W搭載モデルが存在する。350Wモデルのアイボリーは3万3800円、シルバーとブラックは3万4800円。400Wモデルのアイボリーは3万6800円、ブラックとシルバーは3万7800円となっている。