「PC-6077」 | 内部の様子 |
Lian-Liからベイレイアウトが変更可能なアルミケース「PC-6077」が登場した。フロントの5インチベイを一番下に持ってきたり、電源スイッチ部分を上にしたり、レイアウトを自由に変更可能というケースで、似たような製品としては星野金属工業の「MT-PRO 2500」などが発売されている。
基本で搭載するドライブベイは5インチタイプが4、3.5インチタイプが1(シャドウ×2) | 好みの位置に変更が可能となっている | |
5インチベイを全部外したところ | ドライブベイのひとつは、ドライブ用の開閉式カバーが取りつけられている | |
ケース上部にはADDA製の上面排気用ファンを搭載 | ケース底面には、高級感のあるインシュレーターを装着しているほか、吸気孔も装備 | |
サイズは210(W)×450(H)×490(D)mmとなり、基本で搭載するドライブベイは5インチタイプが4、3.5インチタイプが1(シャドウ×2)となる。フレームでは前面は全て5インチベイとなっており、シャドウベイを含む3.5インチベイは取り外し可能な5インチベイアダプタを介する形だ。吸気孔付きのスイッチ部分は、5インチタイプ2段分となっておりこれらも上下の好みの位置に変更が可能となっている。なお5インチタイプのドライブベイのひとつは、ドライブ用の開閉式カバーが取りつけられている。
ベイレイアウトが変更可能な点が最大の売りとなるPC-6077だが、そのほかの仕様もなかなか凝ったものとなっている。まずケース上部にはADDA製の排気用ファンを搭載、背面にも同様に80mm角の排気用ファンを1基搭載している。またケース底面には、高級感のあるインシュレーターを装着しているほか、吸気孔も設けられている。
販売しているのは高速電脳で、価格は1万9800円。標準で電源は搭載していないので、若干高い印象は受けるがアルミをふんだんに使用したデザインは実際に触れてみるとなかなかの出来栄えといえる。
また同社からはもうひとつ、Extend ATX対応のアルミ製ミドルタワーケース「PC-62USB」も登場している。Extend ATXに対応しているために、サイズは590(D)×210(W)×450(H)mmと奥行きが長くなっているが、フロントには120mm角の大型ファンを搭載するなど静音性には配慮した製品といえるだろう(背面は80mm角が1基)。そのほかドライブベイは5インチタイプが4、3.5インチタイプが2(シャドウ×6)と拡張性もあり、吸気孔付きのスイッチ部分を採用しているところなどは、前述のPC-6077と似たデザインとなっている。こちらの価格は2万1800円となっている。
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