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【2003年年頭挨拶ニュースリリース】(株)CSK代表取締役社長青園雅紘氏

2003年01月06日 22時32分更新

文● 編集部

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「eサービスNo.1企業を目指して」

 新年明けましておめでとうございます。年頭にあたりまして、一言ご挨拶を申しあげます。

 CSKグループは、「eサービスNo.1」をスローガンとして掲げ、お客様のシステムの「ライフタイムのフルサポート」を事業テーマとして取り組んでおります。
 一昨年来、BtoBビジネスに特化する目的でグループ企業の再編を行い、昨年の10月には、千葉県にeサービスデータセンターを開設するなどサービス体制の強化を図ってまいりました。情報化社会の進展の中で、インターネットの登場は、企業内における生産性向上の手段であった情報システムの利用範囲を、顧客や取引先との繋がりまで含めた「お客様の本業」そのものにまで拡大しました。それに伴い、ITサービスの事業領域は、従来のバックオフィスのサポートから、本業そのもののサポートへと拡がってまいりました。
 そのような環境変化の中で、CSKグループは、システムのライフタイム全体を最適化したいというお客様のニーズに対応するため、システム構築から、システム運用、そして業務運用(BPO)までをフルラインで提供できる体制を整えてまいりました。今後も、グループ企業間のシナジーをさらに追及することにより、「eサービスNo.1」の実現に向け、より高い付加価値を生み出すグループ経営を目指してまいります。

 日本経済の先行きは依然不透明であり、長引く不況により、これまで聖域と言われていた企業のIT投資も、絞込みや先送りが顕著になってまいりました。成長を続けてきた同業他社の業績もまだら模様が目立つようになり、情報サービス業界においても競争が激化し、淘汰の時代がやってきたということを実感しております。
 このような事業環境の中、昨年より業務改革推進本部を設置し、適正な人員の適正な部署への再配置によるコスト構造の見直しを行うなど、体質強化に向け積極的に取り組んでおります。
 また、システム化による効率性向上の実現と、人間の持つきめ細やかさを融合させたサービスの実現が、目指すべき真のeサービスであるいう信念のもと、サービスの差別化を図り、競合企業との差別化を図ってまいります。

 昨年は、日経225への採用、社債格付けのアップ、世界ITランキングで上位に名を連ねるなど、企業として非常に高い評価をいただきました。
 また、情報サービス産業は、株式の業種別分類項目において「サービス業」の所属となっておりましたが、本年より、従来の「通信業」が「情報・通信業」と名称変更され、「サービス業」から所属変更されることとなりました。これは、情報サービス産業が名実ともにひとつの産業として認知されたということのあらわれであり、それに伴い果たすべき社会的責任がさらに重くなったということでもあります。
 CSKは創業以来、「社会的使命を担う経営」ということを経営理念のひとつとして掲げております。今後も業界のリーディングカンパニーとして、範となるべくその責務を果たしてまいりたいと存じます。

 本年もよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申しあげます。

以上

(用字用語は原文のまま)

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