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テクノロジー・ジョイント、ドイツMainConceptと総代理店契約を締結――ビデオ編集ソフトを年内に販売

2002年12月12日 23時48分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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テクノロジー・ジョイント(株)(TJC)は12日、都内ホテルで記者会見を行ない、独MainConcept社とアジア地区における製品販売の総代理店契約を締結したことを発表した。年内に個人向けビデオ編集ソフト『MainConcept EVE(Easy Video Editing)日本語版』を、TJCの100%子会社である(株)エルザ ジャパンを通じてグラフィックスカードへのバンドル、ならびにOEM販売を開始するほか、2003年1月にMPEG-2エンコーダーソフト、2003年第1四半期中にプロユースのビデオ編集ソフト『MainActor V5日本語版』のバンドル/OEM販売を行なう予定としている。

鉛谷貞治郎氏とマーカス・ムニーク氏
テクノロジー・ジョイントの代表取締役社長の鉛谷貞治郎氏とMainConcept社の最高経営責任者のマーカス・ムニーク氏

記者会見には、テクノロジー・ジョイントの代表取締役社長の鉛谷貞治郎(なまりたに さだじろう)氏とMainConceptの最高経営責任者(CEO)のマーカス・ムニーク(Markus Moenig)氏、ならびにエルザ ジャパン社長の根本真史氏が参加し、同社の経歴やビデオ編集ソフトのデモなどを行なった。

EVE
開発途中の『EVE』の画面。すでに日本語化も進んでおり、メニュー周りは日本語で表示されている

EVEは、タイムライン形式のほかに、初心者にもビデオクリップのつながりが分かりやすいストーリーボード形式のインターフェースを採用したのが特徴のビデオ編集ソフト。DV CODECとMPEG-2 CODECを搭載し、DVカムコーダーからのキャプチャー、ならびにDVD-Video/VideoCDなどの作成が可能。対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XP。

アラン・G・ガネック氏
開発途中の『MainActor V5』の画面。こちらは英語のままだがパブリックβ(デモ)版が同社ウェブサイト上で公開されている

MainActor V5は、米国ではすでに『Dazzle MovieStar 5』という製品名で販売されており、最大100個のビデオ/オーディオトラックを管理可能、スローモーションなどの動画エフェクトをパラメーター調整により細かく設定が可能、各種エフェクトを適用した結果をリアルタイムプレビューが可能、などが特徴。Windows版のほか、同等機能を実現したLinux版も開発しているという。

いずれも将来は店頭での販売も計画しているが、価格は現時点で未定。

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