富士ゼロックス(株)は10月31日、(株)セブン-イレブン・ジャパンと提携し、コンビニエンスストア“セブン-イレブン”の店頭に設置した富士ゼロックスのデジタルフルカラー複合機からコンテンツを取り出せるサービス“富士ゼロックス ネットプリント”の試験運用を、11月1日に東京都と神奈川県で開始し、サービスを利用する企業を募集すると発表した。2003年2月初旬には全店(国内9300店以上)へ展開する予定。
“ネットプリント”は、インターネットを通じてデータの預かり所である“ネットプリントセンター”に登録した電子文書を、登録時の予約番号でセブン-イレブン店頭のデジタルフルカラー複合機にダウンロードしプリントできるサービス。製薬業界や生損保業界など企業向けとして提供を開始し、SOHOや一般ユーザー向けにも順次拡張していく予定。さらにカーポイント(株)などの協力により、プリントして利用できるコンテンツの販売も開始する。
利用手順 |
出力画質は600dpi/256階調(文字は2400dpi相当)、フルカラー/片面印刷に対応する。対応文書は、Windows版Microsoft Office97以降のWord/Excel/PowerPointまたは富士ゼロックスのドキュメントハンドリングソフト『DocuWorks 3.0』以降で作成したファイル。対応フォントは、MSゴシック/MS Pゴシック/MS UIゴシック/MS明朝/MS P明朝の5書体。ファイル容量は500KB以下。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。対応ブラウザーはInternet Explorer 5.0以降/Netscape Navigator 4.51以降。
試験運用中の料金は、富士ゼロックスとの契約料金や月間サービス料金が無料、出力時のプリント料金が有料となる。1枚あたり白黒は30円、B5/A4/B4サイズのカラーは80円、A3サイズのカラーは120円。