これまで512MBが最大となっていたPC2700(DDR333)DDR SDRAMに、初の1GBモジュールが登場した。
“i845PE/GE”、“Apollo KT400”などの現行最新チップセットが公式に対応する最速のメモリであるPC2700(DDR333)DDR SDRAMだが、512MBモジュールではチップセットの対応バンク数の関係で最大容量(i845系=2GB、KT333/400=3GB)を搭載することはこれまでできないでいた。しかし仕様上は最大容量まで搭載できるようになったということで注目の製品といえよう。
米ATP ElectronicsによるBOX版で、メモリチップはSamsung製を使用。大容量メモリの出始めの時期によく見られる、メモリチップを2枚重ねで実装することによりもとの倍の容量にするという手法で作られている。販売を開始したのはTSUKUMO eX.、5万9777円と512MBモジュールの4倍以上という価格となっている。
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