マイクロソフト(株)は1日、統合開発ツール『Microsoft Visual Studio .NET』上で、Javaによるソフトウェア開発を可能にするツール『Microsoft Visual J# .NET 日本語版』の提供を、6日に開始すると発表した。
同ツールは、同社が提唱するウェブベースのサービス基盤“.NET Framework”上で稼動するアプリケーションやXML Webサービスを、Java言語で開発するためのもの。 開発したJavaプログラムは、他のプログラム言語で開発した.NETアプリケーションと相互運用性を持つ。また、ASP.NET、ADO.NET、Windowsフォームなど.NET Frameworkが提供する全機能を利用可能。そのほか、Visual J++ 6.0で開発したプロジェクトやソリューションを、Visual Studio .NETフォーマットへ自動変換するツールも装備する。
MSDNサブスクリプションの登録ユーザー向けダウンロードサービスは、同社サイト“MSDN Subscriber Downloads”で6日に開始。一般ユーザー向けの無償ダウンロードサービスは、同社ホームページで9月10日に開始。なお、『Microsoft Visual Studio .NET 日本語版』(Enterprise Architect/Enterprise Developer/Professional版など)の登録ユーザーについては、MSDNサブスクリプションのサービスの一部として、同製品を収録したCD-ROMを10月に送付する。また、一般ユーザー向けにも、1050円でCD-ROMの送付を行なう。 6日に受付開始、10月に送付開始の予定。
