このページの本文へ

マイクロソフト、“.NET Framework”に対応した『Microsoft Visual Studio J# .NET 日本語版ベータ2』の提供を開始

2002年03月22日 17時21分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マイクロソフト(株)は22日、同社の統合開発ツール『Microsoft Visual Studio .NET』上で、Java言語によるソフト開発を可能にするツール『Microsoft Visual Studio J# .NET 日本語版ベータ2』の提供を、4月9日に開始すると発表した。

同ツールは、同社が提唱するウェブベースのサービス基盤“.NET Framework”上で稼動するアプリケーションやXML Webサービスを、Java言語で開発するためのもの。開発したJava言語プログラムは、他のプログラム言語で開発した.NETアプリケーションとの相互運用性を持つとしている。また、ASP.NET、ADO.NET、Windowsフォーム、複数言語の統合など、.NET Frameworkが提供する全機能が利用可能。さらに、Visual Studio .NETへ完全に組み込まれるため、開発者は、デバッグやデザインなどのVisual Studio .NETの開発支援機能を利用できるとしている。そのほか、Visual J++ 6.0で開発したプロジェクトやソリューションを、Visual Studio .NETフォーマットへ自動的に変換するツールを装備。このため、開発者は、Visual Studio J# .NETへの移行を容易に行なえるとしている。

同ツールの提供は、MSDNサブスクリプションの登録ユーザー向けのダウンロードサービスを、同社のサイト“MSDN Subscriber Downloads”で4月9日に開始。また、一般ユーザー向けの無償ダウンロードサービスを、同社のホームページで4月25日に開始する。なお、『Microsoft Visual Studio .NET 日本語版』(Enterprise Architect/Enterprise Developer/Professional版など)の登録ユーザーについては、MSDNサブスクリプションのサービスの一部として、同ツールを収録したCD-ROMを送付するとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン