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DIMENSION 4500C

【第11回】日本市場限定,Pentium 4搭載の省スペースデスクトップ

2002年08月02日 13時24分更新

文● 月刊アスキー編集部・青山

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創立25周年を記念してスタートした雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!

AGPスロットも備え
3Dグラフィックにも対応可能

「日本市場向け」という明確な戦略の元で開発されたデルコンピュータ「DIMENSION 4500C」。高性能かつコンパクトなスリムデスクトップマシンだ。

 「DIMENSION 4500C」は,デルの日本市場向け戦略製品として開発されたというだけあり,省スペース性を重視したデザインと,最新スペックを詰め込んだ高機能が特徴だ。  CPUでは,現在最高クロックとなる2.53GHzのPentium 4も選択可能。筐体の冷却システムが改良されているので静音性も十分だ。

 このサイズでありながら拡張性もおろそかにされていない。Low Profile PCIスロットを1基のほか,Low Profile AGPスロットも備えており,845Gチップセットのグラフィック機能だけでは満足できないユーザーは,オプションでGeForce4 MX 420搭載のカードもチョイスできるようになっている。本体はネジを外すことなく簡単に開けられるので,カードの交換なども行ないやすい。また,USB2.0ポートを前面に2基,背面に4基搭載しているので,外付け機器の拡張にも十分対応できるだろう。おもしろいのがオプションで選べる「マルチアクセス」。PCIスロットと本体前面の3.5インチベイを使い,IEEE1394ポート2基と56Kモデム,TypeIIのPCカードスロットを搭載できるようになる。  Pentium 4搭載の省スペース機購入を考えているならば,まず候補に上げておきたい1台だ。

月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る

3.5インチFDDを廃したり代わりの“マルチアクセス”は注目のオプションパーツだ。ただ小さくしただけではなく,ユーザーの嗜好の変化に“テンコ盛り”ではなく“必要十分”な形で答えているところがデルならではだろう。
SPEC
CPU Pentium 4-1.7GHz,2A GHz,2.26GHz,2.53GHzのいずれか
チップセット Intel 845G
メモリ DDR 128MB~1GB DIMMソケット×2
ビデオチップ Intel 845G内蔵,GeForce4 MX 420(オプション)
HDD 20GB,40GB,80GB,120GBのいずれか
ドライブ CD-ROM,CD-R/RW,CD-RW/DVD,DVD-ROMのいずれか
拡張スロット Low Profile PCI×1,Low Profile AGP×1
ネットワーク 10/100BASE-TX
I/O PS/2,USB2.0×6,パラレル,シリアル
サイズ 95(W)×323(H)×356(D)mm
重量 7.43kg以上(システム構成による)
OS Windows XP Home,Windows XP Professionalのいずれか

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