(株)東京放送(TBS)は21日、7月8日夜8時に放送を開始するTVドラマ“ナショナル劇場”『こちら本池上署』の発表を行なった。
『こちら本池上署』は、下町のとある警察署を舞台に、一見ぼんやりとしていながら、実は鋭い洞察力と推理力を持っている警察署長と、彼を取り巻くさまざまな警察官たちの活躍と哀歓をハートウォーミングなタッチで描く現代劇。原作は週刊モーニングに連載中のコミック『警察署長』(たかもちげん・やぶうちゆうき・高原泉)。主題歌は藤木直人の『涙のいろ』(ポニーキャニオン)。
『こちら本池上署』の出演者の皆さん。前列右から、橋爪功さん、高嶋政伸さん、水野真紀さん、金子賢さん。後列右から、伊原剛志さん、星由里子さん、野波麻帆さん、知念里奈さん、佐藤B作さん。高嶋さん演じる警察署長:啓介の義母役である星さんは、「最初モー娘。の母親役ということで、やっほーと思っていたら、よく聞いてみると加護ちゃんのおばあちゃん役でした(笑)」 |
出演は、署員から“昼行灯”と呼ばれている警察署長:椎名啓介役に高嶋政伸、2年前の強盗殺人事件で夫を失った女性刑事:菊川麻衣役に水野真紀、副署長:青柳十三役に橋爪功。さらに、金子賢、野波麻帆、佐藤B作、知念里奈、ベンガル、田口浩正、池内万作、加護亜依(モーニング娘。)、もたいまさこ、伊原剛志、星由里子らが出演者に名を連ねている。そのほか、モーニング娘。の吉澤ひとみ、保田圭がゲストとして出演することが決まっているという。
森下和清プロデューサーは、「今は中高年層が観るような現代ドラマが少ないので、中高年のかたも楽しめるドラマを目指して作っている。昨今は人情の機微が忘れられているので、人情は素晴らしいと訴えるような泣き笑いの人間ドラマにしたい」としている。
主演の高嶋政伸さんは、「昼行灯のようで、実はいろいろなことがすべてわかっているような、不思議な面白い人物です。原作のコミックが面白いんですよ。コミックのキャラクターを参考にしたり、現職の警察署長さんたちに話を聞いたりして役作りをしています。まごころを込めて演じたい」と語った。