ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は14日、愛玩電子メールソフト『PostPet(ポストペット)』のWindows版用のアップデートプログラムの提供を開始すると発表した。これは、悪意を持った第三者が、悪意のあるファイルを添付してメールを送信してきた場合、ユーザーのセキュリティーが守られない場合があることから、セキュリティーを強化するアップデートソフトウェアを配布するもの。一般のウイルス検知ソフトでは防ぐことができないため提供する。
対象となるポストペットは、Windows版の『PostPet 2001』(ver.2.05以前のもの)、『PostPet kids』(ver.1.01以前のもの)、『PostPet ViaVoice 対応版』(ver.2.05以前のもの)、『PostPet DX』(ver.1.2以前のもの)。Macintosh、Windows CEマシン、PocketPostPetのPostPetや、PostPet ver.2.05以前のお試し版、PostPet ver.1.0x お試し版はアップデートの必要はないという(パソコンにプレインストールされているものも含む)。
アップデートの方法など、詳細については、ホームページに掲載している。なお、同社では、14日の時点では被害の報告を受けていないとしている。