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日本IBM、メールで送信したPDFファイルを自動印刷できるプリンター『IBM Infoprint 2085/2105』を発表

2002年05月24日 22時53分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は24日、高機能印刷(AFP:Advanced Function Printing)に対応したプリンター“IBM Infoprint(インフォプリント)”のカット紙プリンターシリーズに、コピー機能を搭載し、毎分最大85ページを印刷できる『IBM Infoprint 2085』と、毎分105ページの高速印刷が行なえる『IBM Infoprint 2105』の2機種の出荷を6月21日に開始すると発表した。価格はInfoprint 2085が880万円、Infoprint 2105が1200万円。

『IBM Infoprint 2085』
『IBM Infoprint 2085』

『IBM Infoprint 2085』は、プリンターとスキャナーの複合機で、本体がIPアドレスを持ち、印刷したいPDFファイルを電子メールに添付して送れば自動的に印刷できるのが特徴。ウェブブラウザーから印刷指示や設定変更、印刷状況の確認などが行なえる“プリンター・レジデント・ウェブ・ページ”機能も搭載する。印刷/スキャンの解像度は600dpiで、印刷速度はA4で毎分85枚、スキャン速度は毎分72枚。ページ記述言語はホストデータ印刷用のIPDSデータストリーム(Intelligent Printer Data Stream)を標準でサポートするほか、オプションでPostScriptやPCLなどにも対応する。

プリンター制御用に、PowerPC 750L-500MHzと256MBのRAMを搭載する。インターフェースは10/100BASE-TX。電源は200Vで、最大消費電力は3kW。本体サイズは幅1678×奥行き735×高さ1476mm、重量は302kg(基本構成の場合)。標準で3000枚、最大7550枚の用紙をセットでき、両面印刷も標準でサポートする。

『IBM Infoprint 2105』は、印刷速度をA4で毎分105枚に高速化したモデル。

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