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富士フイルム、デジタルフォトプリンター『Printpix CX-400』を発売

2002年05月16日 23時57分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は16日、独自の“Printpix(プリンピックス)”方式を採用したデジタルフォトプリンター『Printpix CX-400』(Printpix Digital Photo Printer CX-400)を6月8日に発売すると発表した。価格は4万9800円。併せて、専用ロールペーパー『FUJIFILM Printpix Digital Photo Paper(プリンピックス デジタル フォト ペーパー) RL-SD40』を発売する。Lサイズを40枚プリントでき、価格は1700円。

『Printpix CX-400』
『Printpix CX-400』

『Printpix CX-400』は、4月8日に新ブランド“Printpix”の発表とともに開発を表明した製品。“Printpix方式”は、“銀塩写真技術”と“感熱記録技術”を採用し、紙そのものが発色する独自のプリント方式。

CX-400は、1.8インチのカラー液晶ディスプレーを搭載しており、単体で画像を確認しながらプリントできるのが特徴。スマートメディアスロットとPCカードスロット、USB(1.1)インターフェースを装備しており、パソコンと接続して、パソコンからプリントしたり、カードリーダーとして利用したりすることもできる。ダイレクトプリントの規格“Exif Print”(Exif Ver.2.2)やDPOFに対応する。データフォーマットはBMP、TIFF、DPOF、AVI、WAVに対応する。解像度は310dpiで、階調はYMC各色256階調(8bit)。プリント画素数は最大で1928×1086ドット。プリント時間はLサイズで1枚約88秒。専用ロールペーパーを利用して、“Lサイズ”(89×127mm)、“カードサイズ”(55×89mm)、“デジカメサイズ”(89×120mm)、“ハイビジョンサイズ”(89×158mm)のフチなしカラープリント出力が行なえる。2分割、4分割、9分割、16分割、25分割プリントも可能。

『RL-SD40』
『Printpix Digital Photo Paper RL-SD40』

そのほかビデオ出力端子も装備しており、テレビを接続して画像を確認したり、スライドショーを再生したりすることもできる。電源はAC100V。消費電力は最大約90W、スタンバイ時が約16W。本体サイズは幅250×奥行き330×高さ176mm、重量は約5.0kg。

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