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デジット、学生時代から社会経験を積める新卒採用システムを発表

2002年05月14日 18時08分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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デジット(株)は14日、大学生を対象としたビジネスインターン(新卒紹介予定派遣)を利用した新卒採用システム“大学生から始めるキャリアナビゲーション”について発表した。都内で行なわれた発表会には、同社のイメージキャラクターである菊川怜さんも登場、学生たちにアドバイスを送った。

菊川怜さん
デジットのイメージキャラクターである菊川怜さん。学生時代にやった唯一のアルバイトは家庭教師だとか。「私の学生時代にデジットがあれば、進路に不安を感じることもなかったでしょうね」(菊川さん)

デジットは、大学生を対象に学生派遣事業や就職活動時の採用支援事業を展開している会社。今回発表されたシステムは、会員登録を行なった大学生に対してアルバイトやビジネスインターンを紹介するとともに、スキルアップのための教育講座を実施、さらに企業に対し新卒予定者を紹介するなど採用支援を行なうというもの。会員になると、学生個人のスキルや能力を分析/評価した“デジット・プロファイル”が作成され、アルバイトやビジネスインターンを行なうことで、勤務先での評価などがプロファイルに追加される。

学生は、ビジネスインターンやデジットプロファイルを活用することで、自分に適した会社/職種を検討できる。一方採用する企業側は、デジット・プロファイルで学生を事前に選別し、ビジネスインターンを通じて実際に学生に働いてもらうことで、即戦力となる人材を採用できるという。

学生の会員登録は無料で、登録するとアルバイト/インターンのメールマガジンが送付されるほか、個別に自宅または大学の最寄り駅に近い仕事をメールや電話で紹介するという。

発表会場では、同社のイメージキャラクターである菊川怜さんと実際の学生とのQ&Aセッション、およびチャットイベントが行なわれた。菊川さんは、学生たちからの質問に対し、「私は学生時代、今の仕事につくとは思っていなくて、理工系の仕事を選べたらと考えていました。就職につながるようなアルバイトには残念ながら巡り合えず、就職ガイダンスに参加するくらいしかできませんでした。当時は誰にでもすぐ分かるようなインターンシップ制度もなく、就職に関する情報収集は大変でした。もし当時デジットのサービスがあれば迷わず登録して、いろいろな可能性から自分に合った道を探したと思います」

「学生時代というのは、自由でいろいろなことができる恵まれた時間。やりたいことを後悔のないようにやっていけば、その経験が実社会に出たときに役立つと思います。私は当時、勉強と仕事を両立させていましたが、今ではそれが貴重な経験となっています」

「私も学生時代は自分の能力が生かせてやりがいのある仕事は何かと悩んでいました。今回イメージキャラクターになることで、学生の皆さんにデジットのシステムを知ってもらうお手伝いができればと思います」と語った。

また、チャットイベントでは、菊川さんが学生からのチャットによる質問に回答した。

菊川さんチャット
菊川さん参加のチャットイベント。チャットで寄せられた質問に菊川さんが口頭で回答し、その回答内容を担当者がチャット入力するというもの。菊川さんの学生時代に関する質問のほか、「GWは何してた?」といった一般的な質問まで飛び出した。ちなみにGW期間中はずっと仕事してたそうです
チャット画面
チャット画面

Q:パソコンは使ってるの?
菊川さん「使っています。映画やドラマのホームページなどをよく見ますが、最近は時間がなくて……。学生時代は海外の研究情報などを調べるときによく利用しました。現在はいろいろな研究がすごい速さで進んでいるので、海外を含めたさまざまな情報が素早く大量に手に入るインターネットは有効だと思います」

Q:なぜ建築学科に進んだの?
菊川さん「もともと理系が好きだったのですが、進路を選ぶ直前にイタリア旅行に出かけてイタリア建築に触れたとき、建築とは創造力に溢れたクリエイティブなものだと感じ、さらに自分の好きな理系の知識を生かせると思ったんです」

Q:学生時代、サークルには入ってた?
菊川さん「テニスのサークルに入ってました。春、夏、秋とそれぞれ1週間の合宿があったのですが、全部参加しました(笑)。当時から雑誌モデルの仕事をしていたので、学生時代は勉強して仕事してサークルに参加してと飛び回ってましたね」

Q:アルバイトと学業を両立するコツは? 私はバイトが終わると疲れて寝てしまいます
菊川さん「私はがんばりましたよ。仕事で移動するとき新幹線の中で学校のレポートを書いたり、海外ロケの時もホテルで建築図面を書いたりしていました。学生時代は体力も気合もあるので、やる気さえあればできるんですよ。レポート提出前にモデルの仕事が入ると、事務所の人が『どうする?』て聞いてきて、YESかNOか自分で選べたんですね。でも私はいつも『やります!』と言ってやってました。できないと思わないでやってみてはいかがでしょうか」

Q:大学時代にやっておくべきことは?
菊川さん「大学時代というのは、一人前になる前の自由な時間。それがいかに恵まれた状況であるかを自覚し、自分が興味のあることにチャレンジしてほしいです。人によってやりたいこと、できることは違うと思いますが、何事にも臆せずに挑戦して、後悔のない学生生活を送ってほしいですね」

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