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サイバー・コミュニケーションズ、電通、アゼスト、テレビコマーシャル配信サービス“e-CM”を開始

2002年05月10日 15時01分更新

文● 編集部

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(株)サイバー・コミュニケーションズ、(株)電通、(株)アゼストの3社は9日、インターネット媒体社5社と協力し、ストリーミング技術を利用してインターネット上でテレビコマーシャルを配信するサービス“e-CM”を本格的に開始すると発表した。5月の初頭から広告商品を販売、6月3日にサービスを開始する予定。

“e-CM”は、動画、音声によるテレビコマーシャルとスクロールするテキスト情報を同時に配信するインターネット動画広告サービス。複数のコマーシャルが連続して配信され、それに連動してリンク先も切り替わる。通信負荷が少なく(28.8kbpsモデムのユーザーも視聴可能)、ユーザーのアクセス内容に関連したコマーシャルを自動的に選択し配信する。

協力するインターネット媒体社の運営サイトは、(株)エヌ・ティ・ティ エックスの“goo”、エヌ・ティ・ティ番号情報(株)の“iタウンページ”、スターツ出版(株)の“OZmall”、(株)インターネット総合研究所の“RBB TODAY”、(株)スポーツナビゲーションの“スポナビ”。

サイバー・コミュニケーションズは、同サービスを採用するインターネット媒体社を開拓し、各媒体社と広告メニューの共同開発を行なう。電通は、広告主への広告メニューのセールスと、テレビコマーシャルのインターネット配信のための権利処理を行なう。同サービスのシステムを開発したアゼストは、サービスを実施し、広告メニューの開発にも協力していく。

なお、インターネット上でテレビコマーシャルを放映する場合に問題となる配信許諾条件についても、システム的に許諾条件を考慮した放映を行なっていく予定としている。電通と(株)博報堂が共同で開発しているCM配信許諾情報管理システム“ADmission(アド・ミッション)”ともシステム的に連動を進めているという。

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