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シャープ、60倍速書き込み対応のCD-Rドライブ用“OPIC”受光素子を開発

2002年04月18日 22時36分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は18日、60倍速のCD-R書き込みに対応した光ピックアップ用OPIC受光素子『GA100T8R6MZ』を開発したと発表した。6月28日に発売する。サンプル価格は220円。

『GA100T8R6MZ』
『GA100T8R6MZ』

『GA100T8R6MZ』は、独自の超高速フォトダイオード技術により開発した高速OPICプロセスを利用し、60倍速のCD-R書き込みに対応した製品。“OPIC”(Optical IC)は、受光素子と信号処理回路を1チップに集積したもので、シャープの登録商標。書き込み時のレーザパワーの変化に対する追随性を表わす“セットリング時間”が従来の約半分の平均7ナノ秒という。最大読み出し速度は、DVD-ROMが16倍速で、CD-ROMが60倍速。電源電圧は4.5~5.5V。製品は、チップコンデンサーを内蔵したリードレス面実装パッケージで提供する。パッケージのサイズは、幅5.55×奥行き5.00×高さ1.295mm。

同社では、60倍速CD-Rドライブのほか、CD-R/DVD-ROMドライブへの利用を見込んでいる。また、今後、高速OPICプロセスを利用して、書き込み、書き換え型DVDドライブ用受光素子の開発も計画しているという。

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